2019年2月5日火曜日

台北1日目 日誌


島根径写真展「20180831-0901_Taipei」開催中です!
2月10日(日)までです。是非ご覧ください!

島根径「20180831-0901_Taipei」


2018, 8/31~9/1まで1泊2日といういつもながらの強行スケジュールで台北に撮影旅行にでかけました。


夏休み2日目、朝5時羽田発のタイガーエアで台北、桃園空港へ。

旅のプランはいつものようにざっくりとしたタイムスケジュールだけを組み、後は気の向くままに足を伸ばすプランでスタートしました。
週末、金、土でのプランにしたことで、人出は見込めましたが、唯一通勤ラッシュの光景は着いてすぐに撮らなければならない。という事になりました。

通勤ラッシュ、人混み。でどこか撮影に適している場所はないかとグーグル検索をしてみると、大橋頭駅のバイクの通勤ラッシュがすごいと出てきたので、人混みではないですが、これは間に合うならば一目見てみたいと、そこまでは一目散に向かう事にしました。

飛行機はほぼ定刻通り現地時間午前7時半に桃園空港に付き、通勤ラッシュのメインは午前8時頃。
事前に調べた結果ではどんなに急いで向かっても8時はまわってしまいそうで、出来る限り早く行けるように飛行場を駆け足で走り、列車のホームへと向かいました。
台湾に向かう前に、お客様から聞いた話で台湾の地下鉄は日本の列車より全然分かりやすいよ!と事前情報を聞いていたのですが、確かにその通りで、はじめてではありましたが、すぐに理解が出来ました。

しかしながら、なんだかんだ入国審査にも時間がかかり、結局大橋頭駅に着いた時には8時半をまわってしまいました。
でもピークは過ぎていたのでしょうが、それでも思いの外ものすごいバイクの量でそれは面白い光景でした。
恐らく渋谷のスクランブル交差点を見に行く外国人はこんな気持ちなんだろうなと撮りながらも思いました。笑

そのまま次の駅に向かうのももったいないので、それ以外情報を入れていなかった駅でしたが、とりあえず一周歩いて見る事に。

すると、少し歩いた先の路地で朝市が行われていました。
自分でもこの街を歩き写真を撮る、という時に何か感じるモノを見つける。という嗅覚の強さだけはすごい持っているといつもおもうのです。
何か匂う感じ。それを追っていくとやはり願ってもいない瞬間や光景に出会える事が多々あります。


そして今回もおかげさまで願ってもない、ローカルな朝市に出会え最高の滑り出しとなりました。
台湾の人達は基本的には写真を撮られる事には好意的で、ストリートスナッパーとしては有り難い限りでした。

その後、ガイドブックに載っている有名な雙連(ソウレン)朝市というのを撮りに雙連駅まで行ったのですが、朝市の規模は大きいのですが、光がはいりにくいのと、観光地化されている所があり、思ったより撮影は難しいものになりました。

ただ、やはりそこも街を一周歩いて見ようと探索しながら歩いて見ると、近くには溶接の工場があったり、氷屋さんがあったり、人の生きる息づかいを感じる事が出来ました。

観光地化された朝市では撮影中に、何度か「今めっちゃ撮られたんだけど」と日本語で言われる事があり
、日本人観光客がかなり多いと言うことを実感せざるを得ませんでした。


その後ホテルをとった西門という駅に向かうと、そこは例えるなら渋谷、原宿といった感じの街並みで、若者の街という印象を受けました。

しかし、その街並みがあまりにも日本に近いものがあり、中々思うようにシャッターは切れませんでした。

ただそんな中、自分としてはかなりの進歩だと思うのですが、街の片隅にあった言うなれば定食屋に足を踏み入れ、現地の食事を食べる事にしてみました。
基本、中華はバーミヤンでお腹を壊している自分にとってこれは大いなる一歩だったのですが、これがまた思いの外美味くペロッと平らげてしまいました。
台湾の料理は自分の感じた感覚では、他のアジアの国よりも日本に近い味わいで、唐辛子、ニンニク、ナンプラー、パクチーが駄目な自分にとってはかなり食べやすい料理が多かったようにおもいました。

そしてその後ホテルに入りとりあえず荷物を置き、次の撮影へと準備をする事に。 

ホテルはとりあえず相部屋じゃなく安い所を探していたのですが、着いてみると、風呂、トイレは共用の一人部屋。だから安かったのかと理解しました。

しかしながらこれも思いの外、風呂もトイレもキレイで、最低限の設備はあり、貧乏撮影旅行にはもってこいな感じでした。

その後シャワーを浴びてすぐに次の撮影に向かう予定だったのですが、気が付くと丸2日1時間くらいしか寝ていなかったせいもあり、2時間程眠ってしまいました。

起きてから急いで準備をして外にでると、スコールがやみかけて小雨がパラついている所でした。良かったのか悪かったのか。寝ている間に雨は上がってくれたようでした。

次に向かったのは龍山寺というお寺で、龍山寺駅からそこに向かう最中の屋根のついた道におそらくホームレスや、日雇い労働者のような方達がたむろしマージャンのようなゲームで酒とタバコを片手にもり上がっていました。

日本だと恐らくビビって撮らない所ですが、海外に出ると今を逃したら2度と撮れないという考えが働きグイグイ撮影に入る事が出来ました。
結局、日が落ちてきてしまっていた事もあり、龍山寺事態にはいかず、近くで行われていた夜市に行ってみる事にしました。

これがまたローカルで面白く、僕にしてみれば、ディズニーランドを独り占め出来てるような気分でした。(ディズニー好きな方ならば。因みに自分はディズニーよりカオスな台湾の夜市派です。笑)

これもテンションMAXにシャッターを切りまくり、あっという間に持っていたフィルムを使い果たしてしまいました。

フィルムが無くなってしまうと後は出来る限り下を向き、シャッターチャンスに出会わないように、出会わないように、帰りました。(これはきっとフィルム写真家あるあるではなかろうか。)

帰ってから、早めに休もうかと思ったのですが、西門に付くと、そこは台湾の渋谷!(勝手に。)週末の夜ということもあり、わんさか人で溢れかえっていました。
こうなってはいてもたってもおれず、一目散にフィルムを持って再び撮影に向かう事に。

夜の西門の街もよかったのですが、テンションが上がってきたので、予定では行こうと思っていなかった、士林夜市に向かう事にしました。
ここはテレビなんかでも紹介されるくらい有名で、観光地化されているから行っても面白くないかもよ。と事前に伺っていたのですが、人はとにかく多く、休日の竹下通りを夜に持ってきた感じでごった返していました。

何かこうなってくるともう行くとこ、行くとこ当たりだらけ。という感じで当初の予定よりも大分撮影をする事が出来ました。


台北初日は、こうして大満足のうちに幕を閉じ長く短い一日が終わりました。


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