2014年12月22日月曜日

ありがとうございました!


今年一年、サードディストリクトギャラリーへの急な階段を上って
展示に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

皆様のおかげで今年も、そして来年も続けてゆくことができます。

これからも、皆様の階段を上るご足労を無駄にしない展示を続けて
いけるよう気を引き締めて参ります。

来年は、1/13~星玄人写真展「STREET PHOTO EXHIBITION 19」
から幕開けです。


引き続きまして来年も何卒よろしくお願いいたします。



那須悠介


2014年12月21日日曜日

元田敬三写真展「SUNPACK」最終日!


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 本日最終日です!
20時までご覧いただけます。お見逃しなく!!
元田敬三「SUNPACK」


よろしくお願いします! 

3rddg


2014年12月20日土曜日

元田です。本日、ティーチイン開催です!


本日19時〜、ティーチイン開催!詳しくはこちら >>
席には、まだまだ余裕がございます。みなさん、是非ご来場ください。

本日19時よりギャラリーで写真家・田附勝さんをお迎えしてティーチインを開催します。

田附さんとお会いしたのは、2011年彼が木村伊兵衛写真賞を「東北」で受賞され、
その授賞式に出席したときでした。
まだまだ満足なんかしてない、といったような彼の表情に共感を憶えました。
その後、コニカミノルタプラザで写真展を拝見し、ストレートに被写体へ向かう姿とで力強い写真にさらに共感する気持ちが増し、実際に会話をするとさっぱりとした男らしい人間で人としても「いい男だなあ~」と思いました。

被写体への向かい方、東北への思い、そして近年立ち上げた出版レーベル「super books」などについて聞きたいと思っています。

みなさん、是非この機会にご来場ください。

元田敬三


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 開催中です!
~ 12月 21日 (日) までです。是非!ご覧くださいませ!!
元田敬三写真展「SUNPACK」
元田敬三「SUNPACK」


2014年12月19日金曜日

アジア杯メンバー発表と告発。


12月20日(土)19時 ティーチイン開催!予約受付中です。詳しくはこちら >>
ご予約受付てまーす!


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 開催中です!
~ 12月 21日 (日) までです。あと2日。是非!ご覧くださいませ!!
元田敬三「SUNPACK」


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アジア杯メンバー発表と告発。

12月15日、AFC アジアカップ オーストラリア2015 を戦う選手、23人が発表された。今夏のワールドカップを戦ったメンバー14人を中心に、各ポジションに2人(GKは3人)づつバランスよく選ばれた印象だ。サプライズはアギーレジャパン初招集となるMF清武弘嗣(ハノーファー)か。しかし、ドイツブンデスリーガでの3ゴール3アシストという清武の活躍をみれば何の驚きでもない。などと、備忘録として書き綴っておこうと思っていたのだが、この発表の約8時間後に事態は急転する。

八百長問題の疑惑をかけられていたハビエル・アギーレ監督がついに、スペイン検察当局に告発された。これを受けて日本サッカー協会がどう動くかに注目が集まったが、昨日、アジアカップの指揮をアギーレ監督が執る方針を表明した。まだ告発段階であることや、アジアカップまでの時間を考えると妥当である。

しかし、この状況のなか集中して大会を戦えることが出来るのか。ましてや渦中の指揮官は、チームを束ねることなど本当に出来るのだろうか。私は今シーズン、ひとつの歯車が狂ったことで、チームが見事なまでに空中分解する様を、セレッソ大阪 J2降格という悲惨な結果として目の当たりにしたばかりだ(女々しくもまだ気持ちを切り替えられないでいる....)。

さらに逆風が・・・。先日FIFAは、国際Aマッチデー期間中に連続する2試合について、同一大陸開催を義務付けるというルール改正を行った。これは、代表選手の移動距離を短くして負担を減らすのが目的だが、これで今までのようには、欧州や南米の強豪国を呼びづらくなった。となれば是が非でも、アジアカップを獲ってコンフェデレーションズカップの出場権を獲得しなければならないのだが・・・。

今、日本代表は相当なピンチに立たされている。  ムタ

2014年12月15日月曜日

ふたご座流星群


12月20日(土)19時、ティーチイン開催!予約受付中です。詳しくはこちら >>
ご予約まってます!


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 開催中です!
~ 12月 21日 (日) までです。是非!ご覧くださいませ!!
元田敬三「SUNPACK」



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ふたご座流星群

昨夜近くの公園で、ふたご座流星群を観ました。

2014年12月14日 22時15分34秒


フェートン彗星(現在行方不明…)が母天体だと考えられるこの流星群は、月明かりと気象条件さえ整えば、まぁハズレることなく観測できます。出現時期は、12月5日~12月20日頃で、極大は12月14日。ただ、極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあるのですが、今夜あたりならまだまだ観れると思います。

昨夜は、21時半から23時半までの二時間観測。だいたい50個ほど確認できました。その間、撮影では1310回シャッターを切ったのですが、そのうち14カットに流れ星が写っていました。左の画像は比較的明るく写った3枚の画像をザックリと比較明合成したものです。フレーム外左上にふたご座があるのですが、こうして見ると放射点(輻射点)の位置が想像できます。

いつもより大きめのサイズでアップロードしているので、興味のある方はダウンロードしてお楽しみくださいませ。データは、20mm/f8/4秒/ISO3200/WBデーライト/比較明合成/トーンカーブ/トリミングなしです。  ムタ

2014年12月13日土曜日

田附勝×元田敬三=ティーチイン予告!


田附勝 × 元田敬三 × サード
ティーチインやります!

2014年12月20日(土)19:00スタート!

会場:サードディストリクトギャラリー
   東京都新宿区新宿3-8-9 新宿Qビル4F
   03-5269-5230

参加費:500円

定員:30名 要予約(当日空きがあれば入場可)ご予約はメールにて承ります
info@3rddg.com


2014年12月11日木曜日

親知らず。


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 開催中です!
~ 12月 21日 (日) までです。
是非! ご覧くださいませ!!
元田敬三写真展「SUNPACK」



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親知らず。

親知らずを抜いてきました。
歯医者の先生に「大きいの取れたよー。持ってかえる?」
と聞かれたのでもらってみました。

こいつが痛むせいでバイト休んだり、ごはん美味しく食べられなかったり
うっとおしい存在だったのに、抜けた歯を眺めていても何も思いませんでした。

なんとなく、口の中でコロコロ転がしてみました。
ひんやり冷たく、無味でした。

次は歯を割って中身がどんな風になっているのかを
検証しようと思っています。ドキドキ。
















(ジャイアントコーンやん!って思うぐらい大きくゴツゴツしてました。)


ハヤシ。

2014年12月10日水曜日

元田です。


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 開催中!
~ 12月 21日 (日) までです。
元田敬三「SUNPACK」


バタバタの12月、遂にはじまりました写真展。
展示に合わせて写真集を作る計画を2ヶ月程前から企んでいて、編集やデータ作成等、
毎日毎日進めていたのですが、
少し焦り過ぎているのでは?と自分を見つめ直し、延期することにしました。
日々撮影・プリントしているので、連続的に写真集を作りたいと思っています。

木曜夕方、金曜夕方と在廊するので、そのときに制作したダミーを持参します。
風も強く寒い日が続きそうですが、ご来場をお待ちしています。

また、20日(土)19:00~写真家・田附勝くんとティーチインします(詳細は追ってお知らせします)。

語りましょう。


元田敬三

2014年12月9日火曜日

元田敬三写真展「SUNPACK」


元田敬三写真展「SUNPACK」>> 本日より開催です!
12月 9日 (火) ~ 12月 21日 (日)
是非ご覧ください!!(3rddg)
元田敬三写真展「SUNPACK」DM写真面


2014年12月6日土曜日

サードde弁当「から味処粧の本格麻婆弁当」


盛田哲生写真展「Clip Out」開催中!~ 12月 7日、日曜日までです。
本日を含め、あと2日! お見逃しなく!!
盛田哲生「Clip Out」


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サードde弁当。
今回ご紹介するのは「から味処粧の本格麻婆弁当」旨辛麻婆 550円。 です!

場所は、サードのビルを出てすぐ前の4車線の道を跨ぐと、ダイコクドラッグがあります。その左脇の路地に入ってから真っすぐ進み、小さな交差点を二つ渡った左角のビルの1Fにあります。

「旨辛麻婆」550円


から味処というわりにはちょっと物足りないので、山椒を多めにお願いするのですが、この花椒がクセになってヤミツキです!

ちなみに本格麻婆弁当にはもう一種類、鶏ガラうま煮風味の「白麻婆」(550円)なるものがあるのですが、まだ挑戦したことはありません。。。

お弁当は月〜金、ランチも月〜金。


ランチ情報は白麻婆攻略のあとにでも〜。  ムタ


2014年11月28日金曜日

盛田哲生写真展「Clip Out」



盛田哲生写真展「Clip Out」>> 始まりました!
11月 28日 (金) ~ 12月 7日 (日)
盛田哲生写真展「Clip Out」

あたたかいお茶を用意してお待ちしております。
どうぞご高覧下さい!

モリタ


2014年11月25日火曜日

神戸で生まれ育った母親


島根径写真展「DULL COLOR」>>
いよいよ明日、26日(水)最終日です。是非ご高覧ください!
島根径「DULL COLOR」

先日、自分の両親が写真展を見に来てくれたのですが、その時に少し面白い出来事がありました。


僕の母親は、そこまで写真に興味がある訳でもなく、ましてやスナップショットとなると。一応は見るものの、さらっと全体を見て、こんなん撮って。怒られるよ。とまぁそんな風で。


しかし、そんな母親がサードに置いてある阪神淡路大震災からの復興を定点観測でとらえた写真集を見つけ、食い入るように見入っていました。

『神戸市街地定点撮影 1995-2001 復活への軌跡』毎日新聞社


神戸で生まれ育った母親は自分が育った青木の駅前の写真を見つけると、隅から隅まで見て、ここの隣に何があって、本当はここがこうなってて。と熱心に話していました。


そしてここにきてこんな写真に出会えるとはおもわなかったと興奮していました。


そんな母親の姿を見て、改めて写真の持つ意味というか。力というか。そういった事を考えてしまいました。


自分の写真は観測の為や、ましてや誰かの為になんて大義名分で撮っているものでもないので、どうにかなるとか、どうこうしたい。なんて事はないのですが、もし何十年かして、見知らぬ何処かの誰かが自分の写真を見たとして、その時に何か引っ掛かってもらえるものでありたいと。そう思いました。


因みに。。
そのあと母親は、この後上野で国宝展を見に行くの♪と楽しげに帰って行きました。。



島根径写真展「DULL COLOR 」いよいよ明日までです。

明日は1日在廊しておりますのでお時間ありましたら是非ご来場下さい。


2014年11月21日金曜日

月9。

島根径写真展「DULL COLOR」開催中!>>
 ~ 11月 26日 (水)までです。是非ご覧になってください!
島根径「DULL COLOR」


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月9。

今住んでいる家に屋上がついています。
(私専用の屋上なら最高なんですが、マンションの住人共用です。)

屋上では、洗濯物が干せるようになっていて晴れた日は洗濯を干しに屋上まで上ります。
ちーーーーさくですが東京タワーとスカイツリーも見え、とても気持ちが良いです。
平然を装い洗濯を干していますが内心は
「やばい。めっちゃ東京ライフ楽しんでるっぽい。
っていうか月9っぽくね?!やばい!私もはや山口智子やん!スーパーボール!!!」
なテンションです。
(別に誰も見ていないのに平然を装ってしまうのは何故なんでしょうか)

さらに夜は夜景とお月様が堪能出来ます。
これもまた月9っぽくて「カンチっ。」と言いたくなる、私もはや鈴木保奈美やん!!!
なテンションです。

と月9ヒロイン気分を堪能している屋上ライフですが、屋上は風が強いせいか
洗濯物を取り込みに行くと、ほとんどの洗濯物が落ちていて「うわあ。。。」
なテンションです。
月9には落ちている洗濯物を拾うシーンなんてなかったのになあ。
おかしいなあ。。。。。。
















(風になびく洗濯物を見ているのは、本当に気持ちがいいです。)


ハヤシ

2014年11月19日水曜日

日本代表 2 - 1 豪州代表


島根径写真展「DULL COLOR」開催中!>>
 ~ 11月 26日 (水)までです。是非ご覧になってください!
今日、明日は島根氏 在廊しております!
島根径「DULL COLOR」


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日本代表 2 - 1 豪州代表

来年1月のアジア杯を自国で開催する豪州は、なんと11月11日に来日し、14日の国際Aマッチデー(国際Aマッチデー:世界中で国際公式試合にあてる日、この期間は各国の主要なリーグ戦は中断する。まさにワールドスポーツだ!)には試合を組まず、この日本戦だけに照準を合わせる気合いのいれよう。そして試合の入りは、その勢いのまま豪州が圧倒する。

豪州のシステムは日本と同じ中盤が逆三角形の[4-3-3]。豪州は、主導権を握ろうと高い位置から圧力をかけボールを奪うと、アンカー長谷部誠の両脇にあるスペースを執拗に狙ってきた。ボールが在る所々で常に数的不利を強いられた日本だったが、豪州の淡白なフィニッシュワークにも助けられ最後のところはやらせない。

この状況に、解説者の宮本恒靖氏は、バイタルエリアでフリーになる相手選手に対し、もっと早くCBがプレッシャーを与えるべきだと言っていたが、時折見せるその対応は、どうも吊り出されているようにしか見えなかった。現に17、19分と、その最終ラインのギャップを突かれ中央を崩されている。

そこで36分、そのミスマッチを修正すべくハビエル・アギーレ監督が動く。インサイドハーフの遠藤保仁を一列下げ、長谷部と並べてダブルボランチにし、香川真司をトップ下に置く[4-2-3-1]へ変更すると、これまでの流れがウソのようなというか、まるで別の試合を見ているかのように日本がゲームを支配していく。

そして、後半頭から途中出場した今野泰幸が試合を決める。
左のボランチに位置した今野は、前線のプレッシングに連動しながらボールの取り所となり、セカンドボールも次々と回収していく。インターセプトをすれば、そのまま持ち上がり攻めに厚みを持たせ、しまいにはゴールも奪ってみせた。
岡崎慎司もまた、アギーレ体制6試合目にしてようやく初ゴールを決めた。しかも、史上最速で代表通算40得点目となるメモリアルゴールでだ。

しかし、アジア杯前の最後の試金石となる試合で、豪州に対しこれまでにない快勝をおさめた日本だが、課題も浮き彫りとなった。序盤の劣勢時に監督が修正を施す前に選手たち自らで対応は出来なかったのか。また、相変わらず横方向のパスをかっさわれてカウンターを受ける場面も散見され、終盤の失点というゲームの終わらせ方など山積みである。

でもまぁ、アジアのライバル国との対戦で、収穫の方が多かったかなと、ほっとしている。 
ムタ


2014年11月18日火曜日

島根径写真展「DULL COLOR」


初めまして。
本日より展示を始める島根です。

島根径写真展「DULL COLOR」DM写真面

少し前に、ある雑誌の特集で著名人の方々が自分のお気に入りの日用品を紹介するという企画を読んだ事があったのですが、その中で、ある方がマグカップについて話をされていました。最初は使いづらいと思っていたマグカップが、諦めずに使っていくうちにだんだんと自分に馴染んでくると。




とても良い話で、すごく心に響いて来ました。


ただコーヒーを飲む。という行為だけなら紙コップでも百均のプラスチックでもかわらないんでしょうが、やはりこの「飲む」とマグカップの「飲む」ではまるで別のものになるんだと思います。


全てがお手軽簡単になってしまっている今ですが、こういう手間ひまかけるというのはやはり大事なことだと改めて感じました。。





という事で皆様。出来れば少し手間ひまをかけて頂き、4階まで上がってきて写真を見に来て頂ければ幸いです。



島根径写真展「DULL COLOR 」
本日18日火曜日より26日水曜日までの開催になります。


2014年11月15日土曜日

日本代表 6 - 0 ホンジュラス代表


関薫写真展「きざはしを超える」開催中!
~ 11月16日、日曜日までです。今日いれて、あと2日
なかなかの評判です! 関薫在廊するそうです!!お見逃しなく!!!
関薫写真展「きざはしを超える」


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日本代表 6 - 0 ホンジュラス代表

ホンジュラス戦のスタートポジションに立った11名の選手は、武藤嘉紀を除く10人がブラジルW杯を戦った選手たちだった。その4年間を応援していた身としては少々感慨深いモノがあったのだが、あのころとは明らかに戦い方が変わっていた。

その最たるはビルドアップにある。ザックジャパンの[4-2-3-1]では、ダブルボランチのニア側の選手がSBの底に潜りこみながら高い位置に押し上げると、もう一方のボランチが、相手のFWと2列目のあいだ中央付近でボールを引出し、そこからサイドに展開していくのだが、ハビエル・アギーレ監督の[4-3-3]では約束事の一つとして、アンカーが両CBの中央に降りて最終ラインの幅をとることによって、両SBが高い位置にポジションをとる[3-4-3]に可変する。最初にボールを持ったGKあるいは最終ラインの選手は、まずSBにボールをあずけ相手に食いつかせると、同サイドのウィングにパスを出し、そこから空いた中央のスペースへ展開、またはサイドを変えながらゴールをめざす。

ここで重要なのが起点となるSBである。そして、そこに内田篤人が帰ってきた。今日の試合で内田が見せた、持ち上がりやタメ、展開力といったボールスキル。リスク管理をしながらの攻守両面においてのポジショニングや、機を見たスプリント(なかなかボールを持った本田からはパスが出てこなかったが…)などの判断力には思わずテレビの前で幾度も唸ってしまった(いや、吠えていた・・・)。

試合は、開始早々の9分に、左サイドで武藤が力強く攻上がって得たCKを、ファーサイドにいた吉田麻也がヘディングで合わせ先制。その後も果敢に前線からプレスを仕掛け高い位置でボールを奪おうとするも、ホンジュラスがそれを嫌がって長いボールを蹴ってくる。しかし、そのセカンドボールを回収できずにいると押し込まれる時間帯が続いた。アジア杯を考えれば、フィジカルの強いイランや韓国相手だったら危険にさらされるところだったが、ホンジュラスの最後のところでのアイディアや精度不足に助けられる。

しかし、「とにかく頭を使ってプレー」したと言う長谷部誠をはじめ、経験豊富な遠藤保仁や香川真司などが修正を施しつつ試合をコントロールしていくと、乾貴士と豊田陽平に代表初ゴールが生まれ、ブラジル戦では失点後から低パフーマンスに終始していた田口泰士が、少ない時間ながらも自身が所属する名古屋グランパスのホームグラウンドで戦ってみせた。そして、その豊田スタジアムで、7年前までプレーしていた本田圭佑にもアギーレジャパン待望の初ゴールが生まれる。だが、それでも試合後にアギーレ監督が言うように「守備も攻撃もさらに精度を上げて」いかなければアジア杯は獲れないのではと思うのだが、ホンジュラス戦に関していえば、すごく期待をいだかせるポジティブなゲームだったように思う。

ムタ


2014年11月13日木曜日

アギーレ、3度目の選択


関薫写真展「きざはしを超える」開催中! >>
~ 11月16日 (日) まで。 是非、ご覧下さい!
関薫「きざはしを超える」


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アギーレ、3度目の選択

11月10日に始まった日本代表合宿は、11日に香川真司(ドルトムント/ドイツ)と川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)が所属クラブの試合日程の都合で1日遅れで合流。そして本日、母国メキシコでの式典出席のため一時帰国していたハビエル・アギーレ監督が再来日し(今ごろ不在だった3日間の練習を動画で確認しているらしい)、14日のホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に向け全員がそろった。(小林悠(川崎)がケガのため離脱→森岡亮太(神戸)が追加招集)

人選についてアギーレ監督は「今回の2試合は何かを試すよりも勝ちにいく試合。アジア杯のことを考えながらそうしたい」と語り、初めて選んだ6人の選手のうちGK東口順昭(G大阪)意外の、内田篤人(シャルケ/ドイツ)、遠藤保仁(G大阪)、今野泰幸(G大阪)、乾貴士(フランクフルト/ドイツ)、豊田陽平(鳥栖)と、これまでW杯出場経験があったり、それに選ばれるため多くの時間を代表チームに身を置いてきた選手がずらりと並んだ。また、9月の初陣のときにケガで離脱した元日本代表主将の長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)を再び呼び戻したことからも “ 勝ちに行く陣容 ” であることは明らかである。

先日、写真展を間近に控える友人に「いよいよ感が迫ります」などと話していたのだが、こちらも相当なウエイトをもって迫ってきた。この2試合を経て、アジア杯で結果が出なければ、ブラジル戦の “冒険” を含めたあの4試合はなんだったのかとなるだろうし、カップを掲げれば、さすがは百戦錬磨の指揮官となるだろう。外野の喧噪を鎮めるためにも、この2試合がもつ意味合いはとてつもなく大きい。

それにしても勝負事は怖いね〜。ションボリ... だけはご勘弁。^ ^

がんばって!  ムタ

2014年11月11日火曜日

紫式部


関薫写真展「きざはしを超える」開催中! >>
~ 11月16日 (日) まで。 是非、ご覧下さい!
関薫「きざはしを超える」


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紫式部

今、サードで生けている植物。

いつものお花屋さんにて...。  とても艶っぽいチョットえっちなカラーがあったのだけれど、アンスリウムに続いてまたサトイモかよ!とか、関くんの写真に合わないかなぁ〜などと思ったりして、で、迷った挙句今回は、紫式部(ムラサキシキブ)にしてみました。


 学名はCallicarpa japonica。その名にあるとおり日本原産の紫式部はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木。ちなみにCallicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」から。開花時期は6〜7月。その“美しい果実”は今ごろの季節につくので、俳句では「紫式部の花」が夏の季語、「紫式部」や「実紫」が秋の季語なんですって。

ところで、上の画像中央のピントが合っている部分は、一見、頂芽に見えるのですが本当は側芽です。でも、「私は頂芽よ!」って、振る舞っているんだそう。冬期や乾期によく見られて “ 仮頂芽 ” というらしいのですが、なんだかその振る舞いチョットかわいい…。でも、その可愛さを、フラワープロデュースを生業にしている妻に同意を求めたところ「植物は生きるために必死なのよ」と一蹴されてしまいました。。。

記帳の際にでも、観察してみてください。。。  ムタ


2014年11月7日金曜日

関薫写真展「きざはしを超える」


関薫写真展「きざはしを超える」開催中! >>
写真展始まりました。
今日は立冬らしいですが全国的に暖かいみたいですね。

さて、唐突ですが僕は伊集院光のラジオが好きで、かれこれもう20年位聴き続けています。
その魅力を語りだすと尽きることがないのでここでは割愛しますが、2013年9月16日の回で伊集院が話していた印象に残っている話を1つ紹介します。

香川にうどんを食べに行き、同時に趣味?であるところの全国のバッティングセンター巡りもしてきたというトークの最後の部分、今回の香川の旅はよかったと前置きし、「思い出したのは、全国のバッティングセンターを回る仕事を俺はしているわけじゃないから、そこである面白い事とかがいいなっていう、言い方とか考え方を間違えるけどラジオのトークをするために旅をしているわけでもない。ただ、そこで起こったことをしゃべれればちょっと幸せかなと思ったり、すげー得したなという感じがする。」と言っていた。

僕はそうそう、こういうことだよ。すごくわかるこの感じ。今やってる自分の写真もこういうところがあるよなと共感したのでした。

展示は16日(日)までです。
土日は在廊しております。
どうぞご高覧下さい。

関 薫


2014年11月4日火曜日

星玄人写真展。572枚です!


星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」
開催中!~ 11月 5日、水曜日までです。 
今日を含めてあと2日! お見逃しなく!!
星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」

















今回の星玄人写真展の展示枚数ですが、当ギャラリーの web site で565枚とお知らせしましたが、572枚の誤りです。ごめんなさい。ちょっと新宿に行けず修正できませんのでブログにて失礼します。

と、いうわけで、下の画像のような感じです。私は、前もって聞いてはいたのですが、それでも初見のときは、エーっ!てな感じで、でも、まぁ〜ちゃちゃっと見ればいいかなーと思っていたのですが、どんどん “星ワールド” に引き込まれていきました。なので、これからご覧になられる方は、少し時間に余裕を持たれたほうが良いですよ〜!

しつこいようですが、今日を含めて残り2日! お見逃しなく!!  ムタ

2014年10月30日木曜日

ヘディングの瞬間


星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」
開催中!~ 11月 5日 (水) まで。 是非、ご覧下さい!
星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」

















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ヘディングの瞬間


下の画像は先日、取材に行ったときのひとコマです。


お〜〜〜。
ボールと選手の顔って、こんな風になるのかぁー。


夜7時キックオフの試合だったのですが、この画像のシャッタースピードは1/2000秒で絞りは f4、感度5000。キレイですよね〜。デジタルカメラならではですよね〜。フィルムでの夜の撮影だとこうはいきません。デジタルカメラに、ある可能性を感じます!
でも、いまいち作品撮りで使うことに踏み切れないでいるのです・・・。
なんでだろう? ムタ

2014年10月25日土曜日

サードde弁当「hoshio食堂のテイクアウト」


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!~ 10月 26日、日曜日までです。
残りあと2日! お見逃しなく!!
















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サードde弁当「hoshio食堂のテイクアウト」

消え物ネタだけは絶対にやるまい。と思っていたけれど、よくよく考えてみればYangonの時にやっちゃってるんですね〜。うっかり・・・。で、サードで食べているお弁当(とはいっても普段は、業者向けスーパーで買ってくる100円前後のカップ麺ばかりなのですが)の中でオススメをご紹介! 新宿は、三丁目にはないのだけれど、二丁目に三つくらい公園があるので、ひなたぼっこしながらいただくなんて如何? 私、よくやります。おなかを満たしてギャラリーめぐり。pg蒼穹舎Mトーテムシンセシス二エプスルーニィ→シュハ・・・あっ。

GALLERY SHUHARI」のみなさん、4年間、本当におつかれさまでした。




さて、今回ご紹介するのは「hoshio食堂のテイクアウト」です!

















場所は、サードのビルを出てすぐ前の4車線の道を跨ぐと、ダイコクドラッグがあります。その左脇の路地に入ってから、私の歩幅で37歩あるいた右手にあります。

テイクアウトは日替わりで一種類。この日のメニューは、さんまのピリ辛香味揚げ、豚肉の豆豉味噌漬焼き、ツルムラサキの胡麻和えと、五穀米を炊いたごはんの上に、鶏肉のアジア風バジル炒め、南瓜の揚物、目玉焼きがのっかっていました。これで、お値段なんと600円! 食材もふんだんに使ってあって、身体も嬉しいです!

ちなみにランチも日替わりで、この日だと、レンズ豆のキーマカレー、鶏肉のアジア風バジル炒め、さんまのピリ辛香味揚げ、豚肉の豆豉味噌漬焼きの中から二つを選んだら、ごはんと一緒にプレートに盛りつけてくれます。それに、副菜(この日は、ツルムラサキの胡麻和え)、スープ(同じく、なめこの味噌汁)とコーヒーか紅茶が付いて800円です! 可愛いこじんまりとしたお店で人気もあるので、ゆったりとお食事を楽しみたいときは、ちょっと時間をずらした方がいいかも。ご飯タイムは18時まで(ラストオーダー17時)です。で、夜は「BAR星男」に変身します! 詳しくはこちら、BAR星男のブログで >> ライトナビのツイートのところで、その日のメニューが見れます!  ムタ

2014年10月22日水曜日

アンスリウム


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日、日曜日までです!










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アンスリウム

今、サードで生けている花。
白のアンスリウムをゴットセピアナと合わせてみました!


















コロンビアが原産のアンスリウム(Anthurium)は、サトイモ科アンスリウム属。和名を大紅団扇(おおべにうちわ)といいます。白いアンスリウムの花言葉は「熱心」。

花のように見える白い部分は、つぼみを包んでいた葉っぱで、仏炎苞(ぶつえんほう。他にも苞(ほう)とか苞葉(ほうよう))といいます。花は、突起物のような肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる部分に密生しています。

記帳の際にでも、観察してみてください!  ムタ


2014年10月18日土曜日

U-20W杯への4度目の失敗からの考察。


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日 (日)まで。是非、ご覧ください。
田中舘裕介「Reverberation」


















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U-20W杯への4度目の失敗からの考察。


10月17日(金) 1-1 (PK4-5)  対 朝鮮民主主義人民共和国
AFC U-19選手権ミャンマー2014・準々決勝結果です(涙)。


どうしよう、とんでもない結果になってしまった。
どうしよう、どうしよう、“ 四度目の正直 ” にはならなかった。
試合を見てないので、なんとも言えないのだけれども。。。どうしたらいいの。


試合は、1対1のまま延長戦でも勝負がつかず、PK戦で敗れ世界挑戦への切符を手にすることが出来ませんでした。

今回、挑戦した選手の中で、FW越智大和(産業能率大)選手以外はJリーグのチームに所属する選手で、彼らの育成につて考え直さなければいけないと、あらためて思う(越智くんのような大学一年生も含めて)。

Jリーグに籍をおくクラブは予め、Jリーグクラブライセンスを取得していなければならない。そのライセンスの要項の中に「質の高いアカデミープログラムを構築すること」から始まる【 第33条 [ 競技基準 ] 】の中で、規則番号:S.01・等級A「アカデミーチーム」(1)には、以下のように記されている。

ライセンス申請者は、下記のアカデミーチームを保有するか、ライセンス申請者と関連する法人内に置かなければならない。ただし、第 3 号および第 4 号に定めるチームについては、当該年齢におけるサッカースクールまたはクリニックで代替することができる。なお、ライセンス申請者は、毎年度、当該アカデミーチームを技術的および金銭的に支援しなければならない。
①U-18 チーム
②U-15 チーム
③U-12 チーム
④U-10 チーム

Jリーグ公式サイト内「Jリーグクラブライセンス 交付規則」より>>

で、①のU-18チームを卒業する19歳になる選手たちは、チームの戦力と評価されれば、プロとしてトップチームに昇格、あるいは他チームと契約を結ぶことが出来るが、そうでなければ、ほとんどの選手が大学へ進学する。しかし、 初年度である “ 一年生 ” ではレギュラーの座を掴むのはなかなか厳しい。それまでのユースチームでは、最年長の主力として活躍していただけに、モチベーション、ゲーム感覚、ゲーム体力は低下し、何よりも経験を積む環境は、かなり限られてくる。そして、それは平均的に22歳くらいまで続くという。

そこで、日本サッカー協会(JFA)とJリーグが協力し合い、今年から新設されたカテゴリーである “ 2014明治安田生命 J3リーグ ” の中に、「Jリーグ・アンダー22選抜」チームを、リオ五輪世代を中心とした強化のために立ち上げた。普段、所属クラブで出場機会にめぐまれない選手たちに、実戦の場を与えようとする育成プログラムである。

しかしそれは、19歳(あるいは16、13、11歳の子供たちの環境も含め)の選手たちに目を向ければ、効果的なプログラムとはいえないのかもしれない。それが、今回(AFC U-19選手権)の結果を招いたなどと一概にはいえないが、今一度、精査しなければならない僅々の課題であり、今後に向けた打開策を見つけ出さないといけない。

ところで、思うのですが・・・、写真でも、育成とか教育とかを真摯に考えなければ、なんて思ったりしています。大学の写真学科や専門学校などの、周辺の諸事情なんて一先ずおいといて・・・いや、おいとけない。

最近、氾濫する画像イメージと、手に負えないほど増殖し続けるJPEGに、見たり、考えたり、編集したり、それを落とし込んだりといった時間を割く猶予が、まったく与えられない気がして仕方ありません。「どうしよう、ヤバい・・・。」っていう、今日の試合経過のように、切羽詰まった焦りのようなモノを感じたりします。そして、なんだか良くない方向にズレが生じているような。正しいベクトルなんて、ないのかもしれないのだけれど・・・。

そうだ! ウチのギャラリーで、“育成” のための、中学生くらいを対称にしたワークッショップでも真剣に始めてみようかしら。とりあえず、那須くんか、阿部くんあたりに相談してみよー! あ〜〜〜、そうだ! 星さんが最適解かも!!
私、こども、苦手やし・・・。   ムタ


2014年10月15日水曜日

日本代表 0 - 4 ブラジル代表


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日 (日)まで。是非、ご覧ください。
田中舘裕介「Reverberation」


















。・・・

日本代表 0 - 4 ブラジル代表

ワールドカップとコンフェデレーションズカップのリベンジとして、期待していた第三国でのブラジル戦だったのだが、試合前のメンバー表を見て驚いた。どうやらハビエル・アギーレ監督の思惑は、もっと別なところにあったようだ。指揮官はあくまでこの試合を「アジアカップに向けた選手選考だ」とし、「アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を出すことができた」と試合後の会見で語っている。

試合は、ブラジル代表のネイマールに18、48、77分とハットトリックを決められ、81分にトドメを刺された。王国の10番は、シンガポールのまるで砂場のような劣悪なピッチをも楽しむかのように美しく舞ってみせた。この日のブラジル代表のシステムは、[4-2-3-1]だったが、前線の4人はゼロトップのような形で、ゆったりとしたテンポで流動的にポジションを移しながら絡み合っていく。そして、時折見せる鋭利なカウンターに日本はついていくことが出来なかった。

ジャマイカ戦から、経験の少ない選手を含め6人も入れ替え挑んだ日本だったが、王国の名に圧したのか、まったく戦えていない選手が何人かいたのは残念だった。後半からは、本田圭佑、武藤嘉紀、細貝萌とジャマイカ戦の先発組を次々と投入していく。これも或はビハインドという、「逆境の中で、選手を見る」と言ったアギーレ監督の目論見なのか。だが、貴重な腕試しの機会を無駄にしたとも言えなくもない。すべては、アジアカップを取って、コンフェデ出場権獲得のために伴った、大きな痛みとも捉えることは出来るのだが、それにしても腑に落ちない選手起用と采配だった。果たして指揮官の真相はいかに・・・。

監督のコメントはスポーツナビより >>


さて!

 AFC U-19選手権ミャンマー2014・グループステージ結果

10月09日(木) 1-2 対 中国
10月11日(土) 3-1 対 ベトナム
10月13日(月) 2-1 対 韓国

2戦目が終わって、中国対韓国がスコアレスドローだという結果を聞いたとき、正直もう無理かと思った。しかし、崖っぷちから這い上がりGS1位で通過! ちなみに、我がセレッソ大阪の南野拓実はGS3得点の大活躍! そして、次の準々決勝(17日)に勝てば、世界だ!
がんばれ!!!

ん〜、試合観たいよ=。
テレ朝さん、せめてBSでやってくれ〜。
録画でも、深夜でもいいからさぁ〜〜〜〜。  ムタ


2014年10月14日火曜日

「はると先生の夢色TSUTAYA日記」5


(c)ティー・オーエンタテインメント
 9月5日

 『ポチの告白』2005年(公開)

監督/高橋玄
出演/菅田俊
   野村宏伸
   井上晴美
   川本淳市
   出光元




2005年に発行されたグラフィカ1号の(フォトグラフィカじゃないよ。)Talking  about  it!というページの中でオランダの新聞の日本特派員を勤めるハンス.ヴァン.デル.ルフトという人がこの映画について序文を寄せていて、当時から興味は感じていたが実際に観たのはDVD化された確か今から2年程前でした。感想を述べる前にあらすじを説明すると(コピペですが)

所轄警察署の巡査・竹田八生(菅田俊)は実直な警察官で、市民と上司から信頼されていた。ある日、刑事課長・三枝(出光元)に認められ、刑事へと選抜昇任する。同じころ、妻・千代子(井上晴美)も娘を出産する。しかし竹田は実直な性格ゆえに、三枝の命令に盲目的に従い、後輩の山崎(野村宏伸)と共に警察犯罪に手を染めていく。ある日竹田は、三枝たちの悪事を追っていた飲食店経営者・草間(川本淳市)と新聞記者・北村(井田國彦)を抹殺するように命じられる。竹田は草間に警告を与えるが、それでは手ぬるいと感じた山崎は、暴力団を使って草間に重傷を負わせる。草間が行方をくらまし5年が経ったころ、竹田は昇進し、組織犯罪対策課長になっていた。竹田は三枝に代わって暴力団と共犯し、裏金作りに暗躍する。その竹田の所轄で、警視庁の現職刑事・兼頭が殺される。兼頭は5年前の、三枝による麻薬事件の黒幕だった。そのころ、フリージャーナリストとして戻ってきた草間は、三枝や竹田の犯罪をインターネットで報道する。しかし、警察の管理下に置かれた記者クラブによって、草間と北村の告発は阻まれる。そこで2人は外国特派員協会で記者会見を開き、三枝たちの警察犯罪は社会問題となる。すると三枝と山崎は検察や裁判所と共謀し、竹田を首謀者にでっち上げる。竹田は被告として法廷に立つ。」

このあらすじだけだと興味の無い人には(良くわからないが刑事物)というような印象しか伝わらないかも知れないが
今時珍しく(もないかな?)日本の警察や裁判所や報道機関などの腐敗ぶりを徹底的にあばいた問題作として、上映当時はそこそこに話題になっていたらしい。
映画の中判辺りまでは、低予算で制作されているのと主役の竹田八生役の菅田俊の役どころというか存在感が、いかにも
B級映画な雰囲気を醸しだしており、私などは昔、少年時代に某施設内でみさせられた覚せい剤中毒者の更生用ビデオ映画を思い出してしまいました。
裏金作りや未成年女子との淫行、暴力団との癒着などで手を汚しながらもどこか人間味を失わない竹田が身に憶えない以前の殺人事件の罪を上司の三枝から背負うように命令されるあたりから物語は急変する。いや物語は筋にそって進行するのだが役者菅田俊(竹田八生)が急変していく。表情には狂気がやどり眼の力は徐々に光を失いはじめ、どよんとした動かない目の奥に小さく映る弱々しい光がこの後に自分の身に起るどうにもならない現実を表しているかのような、竹田に気持を投影して観ていると胃の中に何か鉛のような重たい物が少しずつ溜まっていくような不快感が増幅していく。他の登場人物たちも皆現実を飲み込むように竹田を追いつめていく。結局ラストまで何も救いが無いまま物語はクライマックスの竹田の独白シーンに。重苦しい気分のままエンディングを向かえたところで何も解放されない。
劇中、事件を告発しようと記者会見を開いたチンピラ崩れのフリージャーナリスト草間が外国人記者クラブで放つ「警察は我が国で最大の暴力団組織です。」という台詞が妙に説得力を感じさせる。確かにそうなのだ。全員拳銃持ってるし圧倒的な情報量もあるしね。こんな巨大な組織が誰か個人の支配欲とかの為に使われたらそれはたまったものではないよ。
最近の御時世では警察の力が強化され、ある側面では以前のような軍国化が危惧される中、警告を意味する為にこの映画は作られたのかもしれない。
でも我々一般市民の生活の安全を守ってくれているのもおまわりさんなのです。
だいたい交番の二階の部屋でシャブ中の巡査がふるえていたり、むかしいじめられていた若い警官が、再会したヤンキーを警棒でぼっこぼこにして口に拳銃突っ込んだり、パトロール中に交通違反の女を強姦した云々、あまりにも強調し過ぎでしょ?そりゃたまにはそういうどうしょうもない事件が公になることもあるけど、いくら何でも話盛りすぎって
もんではないでしょうか?確かに警察もノンキャリアは体育会系の教育を受けている部分が多いので、上司の命令は絶対で理不尽な事でも受け入れ、割にあわない事でも背負っていく自己犠牲的な美意識もあるのはわかりますけどだからって
殺人犯にさせられて自殺することないじゃない。女房子供もいるのにさ、確かに警察組織の歯車にされて自分で考える事とか出来ないから狂って抵抗出来ずに言いなりになるしか選択出来なくなってしまうのだろうけど。
役どころが無骨な熱血警官なだけにこの映画が非常に悲しく恐ろしいものにはなっている。
でも例えば自分だったらと考えるとどうも腑に落ちない。相手が逆らえない上司であっても裏切れない仲間であっても、自分が死んだり家族を犠牲にするくらいなら公務員などやめて暴露本で一儲けたくらんだり、パチンコ屋やスーパー銭湯の利権にまぜて貰ったり、うまいこと情報を横流して暴力団のブレーンに居座ったり。柔軟に考えればまだまだ生きる希望はあったのではないかな?警察組織に歯向かうとその可能性さえ潰されてしまうものなのかもしれないけど。
あんまりにも酷すぎる話なのでかえってリアリティーに欠けているような気がしてならない。
でもそういって他人事で済ませ消費するしかこの映画で受けた衝撃を消化させることが出来ない自分がどこか歯がゆいのも事実ではある、震災後の原発の事とかについても結局考えないようにしている。そのほうが楽だし、そうでないと生きるのが厳しすぎるのだ。
どうでもいいけど三時間半近い上映時間は長過ぎる。真面目に何度も観るには寝不足になってしまいます。
ちなみに主演の菅田俊は北野武のアウトレイジビヨンドにもちょい役で出てたよ。すぐ殺されちゃうけどね。もしかして
この作品での評価で抜擢されたのでは無いだろうか?だったら何故か少し嬉しい気もします。あとハルミイノウエもかなりいいですよ。♡




2014年10月13日月曜日

田中舘裕介 写真展「Reverberation」 




どうも田中舘です。

明日から26日(日)まで半年ぶりの展示をいたします。

よろしくお願いいたします。

2014年10月11日土曜日

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表


安掛正仁写真展「蛞蝓草紙 -秩父行-」開催中! >>
10月 12日 (日) 最終日!お見逃しなく!!
















。・・・

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表

香川真司が帰ってきた。インサイドハーフの左に位置した日本代表の背番号10は、序盤こそ固さがあったのか、ぎこちのなさが見られたが、15分に放ったミドルシュートを機に躍動する。軽やかにポジションを取りながらボールを呼び込み、受ければ細やかなタッチで前線と連動していく。「あそこでしっかりと起点になれるので、周りは安心して懐に入っていける」と本田圭佑。しかし、38分に相手と接触。90分に途中交代するまでプレーは続けたが、脳震盪と見られる症状があるとして、残念ながらチームを離脱することになった。
本当に残念ながら残念・・・。

その香川とコンビを組んだのは柴崎岳。普通インサイドハーフは、香川のような攻撃的選手を起用する場合、守備的な選手を相方として選びバランスを取るのだが、アギーレ監督は格下のジャマイカを押し込めると見立ててか、同じ攻撃的な柴崎を並べた。その柴崎のプレーぶりに対し試合後の会見でアギーレ監督は「柴崎はワールドクラスだ。まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる。彼はかなり遠いところまで行きつくことができる選手だ」と絶賛。16分の得点シーンも、長い距離をスプリントした柴崎のチャレンジが相手のオウンゴールを呼び込んだ。

そして、ジャマイカ戦での出色の出来といえばアンカー細貝萌(はじめ)である。
9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦ではアンカーを森重真人が務め、細貝はインサイドハーフでプレーした。今回の選手選考の段階でアギーレ監督は同じ構想であったと思うが、CBの吉田麻也と昌子源がケガのため離脱すると、追加招集に一列前のMF田口泰士を呼んだことで、森重がCB、細貝がアンカーへとスライドした。インサイドハーフでは窮屈そうにプレーをしていた細貝だったが、所属するヘルタ・ベルリン(ドイツ)と同じポジションであるアンカーでのプレーは攻守にわたって存在感を示していた。これで、複数のポジションができる選手や、好パフォーマンスを見せた代表初出場にして初先発のCB塩谷司、長短の安定した足技を披露したGK西川周作を含め、各ポジションで良好な競争原理が働いている。

さて、肝心のゲームなのだけれども、試合前日に来日したジャマイカ代表のコンディションと戦力を差引いて見なければいけないが、大方の時間を日本代表の流れで推移させ、多くの決定機を作り相手の5本に対して20本(手元の集計で公式記録ではありません)ものシュートを打つことも出来た。しかし、毎度おなじみの決定力不足が顔を覗かせ決きれない。まあ、選手が一番わかっているとコトだと思うので、ここはアギーレ監督初勝利で良しとしましょう。そして、おそらく良いメンタルで挑めるであろうブラジル戦での、コンフェデとW杯のリベンジに期待したい。  ムタ

参考:サッカー専門新聞エルゴラッソ(株式会社スクワッド)
              ↑
   エルゴラさん、創刊10周年おめでとうございます!!

   選手、監督のコメントはスポーツナビより >>


2014年10月9日木曜日

月と天王星のランデブー


残念ながら、ブラッドムーンは見られませんでした・・・。

21時18分39秒 食率約25% 部分食で雲が懸からなかったのは、この1カットだけ・・・(涙)


















先程の皆既月食には、日の入り前からカメラを構え準備をしていたのですが、あいにくの曇り空。前半の部分食と、皆既食中は月を観測することがまったく出来ませんでした。
残念。。。

今回は、ちょっと足をのばし山梨県の上野原市まで出向いてみました。友人から星が奇麗だと聞いたのがキッカケで、理由はタイトルにもあるように、天王星が月の近くに位置しているため見つけやすいということからです。
下の画像は国立天文台のweb siteから。>>

(c)国立天文台




















惑星は、太陽の一番近くにある水星から、土星までは見たことがあるのですが、天王星は未だ見たことがなく、この機会に遠出を敢行。で、月が地球の影から出てきて再び明るさを取り戻したその瞬間、ほんの僅かな雲の隙間から、見えました! ランデブーが!!!
下の画像の矢印が天王星です!

20時33分59秒 食率約90%


















ちょっと感動。。。
上野原まで、行った甲斐がありました!  ムタ


2014年10月3日金曜日

アンダーカテゴリーとアギーレのセカンドチョイス。

安掛正仁写真展「蛞蝓草紙 -秩父行-」開催中! >>
10月 3日 (金) ~ 10月 12日 (日)



















アジア競技大会。男子U-21サッカー日本代表・決勝トーナメントの結果。

9月25日(木) 4-0 対 パレスチナ(ラウンド16)
9月28日(日) 0-1 対 韓国   (準々決勝)

アジア大会でのU-21日本代表は9月28日、U-23韓国代表(+オーバーエイジ3人)との準々決勝で、戦力的に勝る韓国に押し込まれる展開の中での88分、大島僚太(川崎)が不運にもPKを与え決められると、そのまま試合終了のホイッスルを聞き、ベスト8で韓国・仁川を去った。

リオ五輪世代の強化も念頭においた今大会を、21歳以下の選手たちで挑んだ日本代表だったが、大会規定どおり23歳以下とオーバーエイジ枠3人で構成した国との体力差はあきらかに見て取れた。しかし、もっとも深刻に思えたのがゲーム体力だ。普段、所属するチームでなかなか出場機会に恵まれない選手の、特に後半途中からのガス欠状態は顕著であり「運動量が落ちてしまった」と吐露する矢島慎也(浦和)は足をつって倒れ込んでしまっていた。

戦術に関して手倉森誠監督は、システムを[4-3-3]から始まり、[4-4-2]、[5-2-3]、[4-2-3-1]、[4-1-4-1]と複数を用いた。アギーレ監督が言う「臨機応変さと柔軟性」、ザッケローニ前監督が言っていた「カメレオンの様な」、といったところか。守備に関しては、確かにゲーム中にシステムを変えて敵のストロングポイントを消すことで、相手チームが戸惑っていたり、嫌がったりしていたのは確かだったが、攻撃ではパスが繋がらなかったり、身方の動き出しに合わなかったりと齟齬が散見された。わずか三回(だったと思う)の短い合宿を経て再び集まったばかりのチームで戦う公式の短期決戦では、オプションを二つくらいに留め、連携を深めていった方が良かったのではないかと思うのだが。ゲーム体力と戦術の浸透。五輪出場に向けて今後の強化、育成への課題となった。

育成といえば、先に行われたAFC・U-16選手権でも準々決勝で韓国と対戦(9/14)し、日本は圧倒的なボールポゼッションでゲームをコントロールしていたのだが、バルセロナ・ユース所属のイ・スンウ(←この子、凄かった!ハンパない)の個人技で2点を奪われ敗退。来年に行われるU-17W杯への出場権を逃してしまった。そして今月の9日からは、来年のU-20W杯出場をかけたAFC・U-19選手権が始まる。なんとこのカテゴリーでは過去3大会連続して世界への切符を逃している。

アンダーカテゴリーのW杯は、A代表のW杯や五輪のように4年に一度と違って、2年おきに開催される。しかし「今回が駄目でも次こそは・・・」なんて悠長なことは言っていられない。その時に出られる選手のほとんどは一回限りなのだ。世界を目指してトレーニングを積み、アジアを突破してさらに高いモチベーションを保ったまま、約一年もの間をW杯へ向け強化ができる。そして世界基準の中で貴重な経験が積めるのだ。陸続きの欧州とくらべ、大きなアジア大陸の東の端っこに位置する日本にとって、また、いちばん伸び盛りの彼らにとっては、日常的に世界を現実なものとして意識できる大切な大切な時間なのである。もうこれ以上アジアで足踏みをしていてはいけない。“(4年に一度の)W杯に出られへんかった・・・ ” なんて、シャレにもならない事態に陥る前に今一度、育成について考え直さなければいけないと思う。

さて、その若い選手たちの突き上げを「期待する」と公言しているアギーレ監督が10月1日に、ジャマイカ戦(10/10)とブラジル戦(10/14)を戦うメンバーを発表した。さすがに前回と比べ視察の時間も増えたし、私としては納得のメンツ(G大阪のFW宇佐見貴史の名前はなかったが・・・)。代表初選出の選手はいなかったが、代表未出場でいえば、DF塩谷司(広島)、DF昌子源(鹿島・しょうじげんと読みます)、FW小林悠(川崎)。で、個人的に今回の注目というか期待の選手は、左利きで左SBの太田宏介(F東京)。運動量と左足から繰り出されるクロス、FKの精度は期待してていいです! 同じポジションの長友佑都(インテル/イタリア)の壁は高いけれど彼ならやれるはず。ちょっと踵を痛めてるって聞いたけれど大丈夫なのかしら? ちなみに、彼のマネジメントは「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が担当。ちなみにちなみに、同じFC東京でプレーする日本代表のアンカー森重真人も同じ「よしもと」。コースケ、ネタの練習してるんだって!
モリゲとコンビ、組むのかなぁ〜。←ウソです・・・← ^ ^  ムタ

今回の日本代表メンバーはこちら・JFA公式HPへ >>

2014年9月24日水曜日

阿部真士写真展「新宿2010-2013」

阿部真士写真展「新宿2010-2013」開催中!
10月1日、水曜日までです。

















3回連続で過去の写真を見直して展示しているのですが改めて自分にとっては人の意見を聞いて考えることの大事さを痛感しています。しかしすべてを受け入れることは出来ないのですけれども。

よろしくお願いしますm(_ _)m

阿部


2014年9月22日月曜日

ピン針。

林朋奈写真展「氣の果て」無事に?終了いたしました。
たくさんの方に観ていただけて、お話出来てとても嬉しかったです。
また次回に向けて頑張ります。

ありがとうございました。

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今回初めてピン針を使いました。
搬出後ピン針がそこらじゅうに落ちていて
それを探すのが地味に大変でした。




















(落ちていたピン針。少し曲がっていて可愛いです。)

サードにいらした際、ピン針が落ちていたらそっと拾って
捨てておいてください。。。。

ハヤシ。

アジア大会、サッカー男子GLを終えて。

アジア競技大会。男子U-21サッカー日本代表グループリーグの結果。

9月14日(日) 4-1 対 クウェート
9月17日(水) 1-3 対 イラク
9月21日(日) 4-0 対 ネパール


とにかく、雑すぎる・・・。

特にアタッキングサード。


そんなに、慌てなくていいから。。。



次のパレスチナは、どんなサッカーをしてくるか分からないけれども、

とにかく勝ちつづけて、ファイナルでイラクにリベンジしたい!

イラクは本当に強い! めっちゃ強い!!
そんなイラクに勝てれば、リオ五輪に向けて相当な自信になるはず。

まずは、目の前の一戦に勝つこと! 集中!!

応援してます!  ムタ

2014年9月12日金曜日

林朋奈写真展「氣の果て」




















林朋奈写真展「氣の果て」開催中です。
9月21日(日)までです。

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今日は久しぶりにアルバイトへ行きました。
緑色の看板のコーヒーチェーン店でアルバイトしているのですが
(つまりスターバックスです。)
休憩中など無料でドリンクが飲めます。
今日は新作のキャラメル&プディングフラペチーノを飲みました。
このフラペチーノ、めちゃくちゃ美味しいです。
カスタードの優しい風味のプリンと、ほろ苦いキャラメルソースがたっっぷりで
飲んだ瞬間お口と頭があま〜い(うっとり)に犯され簡単に甘い世界へ行けます。
最近、展示の準備で頭がカリカリしていたので、相当癒されました。

サードを出て左に少し歩くと緑の看板が見えてきます。
サードの帰りにでも立ち寄ってあま〜い。世界を堪能して下さい。
(宣伝みたいになってしまいましたが、本当に美味しいんです。)

ちなみにハヤシ、喫煙者なので煙草の吸えないスタバは普段まったく行きません。

ハヤシ。

日本代表 2→3 - 2→0 ベネズエラ代表・ベネズエラ没収試合に。


林朋奈写真展「氣の果て」>> 開催中! 9月21日(日)まで。
なかなか面白い展示ですよ。お見逃しなく!












11月21日追記
11月19日、FIFAは9月9日の日本対ベネズエラ選を没収試合とし、公式記録を2-2から3-0で日本の勝利に変更すると発表。ベネズエアの選手が直前の韓国戦で退場処分受け出場停止にもかかわらず日本戦に出たため。なお、日本側の記録には得点者、出場記録とも変更はない。


新指揮官ハビエル・アギーレ
日本代表 2-2 ベネズエラ代表

9月9日に、6万4007人の観衆を集めた横浜国際総合競技場で、ベネズエラ代表と対戦したアギーレジャパンの第2戦は、新星・武藤嘉紀と柴崎岳で2ゴールを奪うも、またしても“あり得ないミス”から失点を喫し2-2の引き分けに終わった。

試合開始のベネズエラ代表によるキックオフのボールを最初に受けた相手選手に対し、大迫勇也が猛然とプレッシャーをかけると、慌てて出した横パスを柿谷曜一郎がインタセプトし、そのままゴールへ向かって持ち上がる。いったんは相手DFに弾かれるも、そのこぼれ球を本田圭佑が拾い決定機とする。初陣とは明らかに違った前への推進力を見せた良い試合の入りでした。

攻撃では、3トップが流動的にポジションを変え、その空いたスペースへのインサイドハーフの出入りが効果的で、守備では、両SBのハードワークやインサイドハーフが高い位置で対応することにより、ウルグアイ戦のような両ウイングが最終ラインまで吸収されることがなくなった。相変わらずミスは散見されるものの、おおかた日本代表ペースで前半を終えることができました。

先制点となる武藤のドリブル
ハーフタイムのプレスルームでのメディアの反応は、いつになくポジティブなもので、武藤と岡崎慎司の交代出場で始まった後半も、勢いそのままゲームを支配していく中での51分。最終ラインからのロングフィードに岡崎が競ったこぼれ球を武藤が拾って、そのままスピードに乗った力強いドリブルから先制点を上げた。その後、同点に追いつかれるも、66分に自陣中央でリズムよく武藤→柴崎→武藤とつなぎ、左サイドに開いた岡崎へ展開。岡崎は深い位置までボールを運び、本田と武藤がゴール前まで相手ディフェンス5人を引っ張りながら並走して出来たマイナスのスペースに柴崎が入ると、岡崎からのクロスを右足一閃、勝ち越しゴールを決める。

A代表初出場も存在感を見せた柴崎岳
しかし、その5分後にまたしても“あり得ないミス”から同点ゴールを許してしまう。
日本代表のバイタルエリア中央やや右から放たれたベネズエラ代表6番のシュート(やや無回転ではあったが)をGK川島永嗣が後逸。本人も「完全にミス」と認めたが、シュートを打ったベネズエラ代表の背番号6に対し、誰もプレスに行っていなかったのは問題でしょう。

最初の失点に関しても、相手陣地内と高い位置ではあったが、水本裕貴の横パスを奪われた形から失点につながった。水本は懸命にボールを追うも、セオリーどおり吉田麻也がカバーに来ていたにも関わらず、エリア内で相手を倒してPKを献上する。失点シーンだけではない。29分、36分と“あり得ないミス”から相手に決定機を与えている。

これらのミスは、戦術の浸透度や成熟とは関係の無いところでの個人的なミスであり、それを犯したのが日本代表に選ばれた選手であるということ。このままでは誰が指揮を執ろうが戦えない。とりあえず来月のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて、この課題を各々が自身のクラブに持ち帰って真摯に取り組んでもらいたいものです。

なんだか、ちょっと怒っちゃいました・・・。  ムタ