2014年10月30日木曜日

ヘディングの瞬間


星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」
開催中!~ 11月 5日 (水) まで。 是非、ご覧下さい!
星玄人写真展「Photo Album 2003・2006〜2013 Non-Selection 展」

















。・・・


ヘディングの瞬間


下の画像は先日、取材に行ったときのひとコマです。


お〜〜〜。
ボールと選手の顔って、こんな風になるのかぁー。


夜7時キックオフの試合だったのですが、この画像のシャッタースピードは1/2000秒で絞りは f4、感度5000。キレイですよね〜。デジタルカメラならではですよね〜。フィルムでの夜の撮影だとこうはいきません。デジタルカメラに、ある可能性を感じます!
でも、いまいち作品撮りで使うことに踏み切れないでいるのです・・・。
なんでだろう? ムタ

2014年10月25日土曜日

サードde弁当「hoshio食堂のテイクアウト」


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!~ 10月 26日、日曜日までです。
残りあと2日! お見逃しなく!!
















。・・・

サードde弁当「hoshio食堂のテイクアウト」

消え物ネタだけは絶対にやるまい。と思っていたけれど、よくよく考えてみればYangonの時にやっちゃってるんですね〜。うっかり・・・。で、サードで食べているお弁当(とはいっても普段は、業者向けスーパーで買ってくる100円前後のカップ麺ばかりなのですが)の中でオススメをご紹介! 新宿は、三丁目にはないのだけれど、二丁目に三つくらい公園があるので、ひなたぼっこしながらいただくなんて如何? 私、よくやります。おなかを満たしてギャラリーめぐり。pg蒼穹舎Mトーテムシンセシス二エプスルーニィ→シュハ・・・あっ。

GALLERY SHUHARI」のみなさん、4年間、本当におつかれさまでした。




さて、今回ご紹介するのは「hoshio食堂のテイクアウト」です!

















場所は、サードのビルを出てすぐ前の4車線の道を跨ぐと、ダイコクドラッグがあります。その左脇の路地に入ってから、私の歩幅で37歩あるいた右手にあります。

テイクアウトは日替わりで一種類。この日のメニューは、さんまのピリ辛香味揚げ、豚肉の豆豉味噌漬焼き、ツルムラサキの胡麻和えと、五穀米を炊いたごはんの上に、鶏肉のアジア風バジル炒め、南瓜の揚物、目玉焼きがのっかっていました。これで、お値段なんと600円! 食材もふんだんに使ってあって、身体も嬉しいです!

ちなみにランチも日替わりで、この日だと、レンズ豆のキーマカレー、鶏肉のアジア風バジル炒め、さんまのピリ辛香味揚げ、豚肉の豆豉味噌漬焼きの中から二つを選んだら、ごはんと一緒にプレートに盛りつけてくれます。それに、副菜(この日は、ツルムラサキの胡麻和え)、スープ(同じく、なめこの味噌汁)とコーヒーか紅茶が付いて800円です! 可愛いこじんまりとしたお店で人気もあるので、ゆったりとお食事を楽しみたいときは、ちょっと時間をずらした方がいいかも。ご飯タイムは18時まで(ラストオーダー17時)です。で、夜は「BAR星男」に変身します! 詳しくはこちら、BAR星男のブログで >> ライトナビのツイートのところで、その日のメニューが見れます!  ムタ

2014年10月22日水曜日

アンスリウム


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日、日曜日までです!










。・・・

アンスリウム

今、サードで生けている花。
白のアンスリウムをゴットセピアナと合わせてみました!


















コロンビアが原産のアンスリウム(Anthurium)は、サトイモ科アンスリウム属。和名を大紅団扇(おおべにうちわ)といいます。白いアンスリウムの花言葉は「熱心」。

花のように見える白い部分は、つぼみを包んでいた葉っぱで、仏炎苞(ぶつえんほう。他にも苞(ほう)とか苞葉(ほうよう))といいます。花は、突起物のような肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる部分に密生しています。

記帳の際にでも、観察してみてください!  ムタ


2014年10月18日土曜日

U-20W杯への4度目の失敗からの考察。


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日 (日)まで。是非、ご覧ください。
田中舘裕介「Reverberation」


















。・・・


U-20W杯への4度目の失敗からの考察。


10月17日(金) 1-1 (PK4-5)  対 朝鮮民主主義人民共和国
AFC U-19選手権ミャンマー2014・準々決勝結果です(涙)。


どうしよう、とんでもない結果になってしまった。
どうしよう、どうしよう、“ 四度目の正直 ” にはならなかった。
試合を見てないので、なんとも言えないのだけれども。。。どうしたらいいの。


試合は、1対1のまま延長戦でも勝負がつかず、PK戦で敗れ世界挑戦への切符を手にすることが出来ませんでした。

今回、挑戦した選手の中で、FW越智大和(産業能率大)選手以外はJリーグのチームに所属する選手で、彼らの育成につて考え直さなければいけないと、あらためて思う(越智くんのような大学一年生も含めて)。

Jリーグに籍をおくクラブは予め、Jリーグクラブライセンスを取得していなければならない。そのライセンスの要項の中に「質の高いアカデミープログラムを構築すること」から始まる【 第33条 [ 競技基準 ] 】の中で、規則番号:S.01・等級A「アカデミーチーム」(1)には、以下のように記されている。

ライセンス申請者は、下記のアカデミーチームを保有するか、ライセンス申請者と関連する法人内に置かなければならない。ただし、第 3 号および第 4 号に定めるチームについては、当該年齢におけるサッカースクールまたはクリニックで代替することができる。なお、ライセンス申請者は、毎年度、当該アカデミーチームを技術的および金銭的に支援しなければならない。
①U-18 チーム
②U-15 チーム
③U-12 チーム
④U-10 チーム

Jリーグ公式サイト内「Jリーグクラブライセンス 交付規則」より>>

で、①のU-18チームを卒業する19歳になる選手たちは、チームの戦力と評価されれば、プロとしてトップチームに昇格、あるいは他チームと契約を結ぶことが出来るが、そうでなければ、ほとんどの選手が大学へ進学する。しかし、 初年度である “ 一年生 ” ではレギュラーの座を掴むのはなかなか厳しい。それまでのユースチームでは、最年長の主力として活躍していただけに、モチベーション、ゲーム感覚、ゲーム体力は低下し、何よりも経験を積む環境は、かなり限られてくる。そして、それは平均的に22歳くらいまで続くという。

そこで、日本サッカー協会(JFA)とJリーグが協力し合い、今年から新設されたカテゴリーである “ 2014明治安田生命 J3リーグ ” の中に、「Jリーグ・アンダー22選抜」チームを、リオ五輪世代を中心とした強化のために立ち上げた。普段、所属クラブで出場機会にめぐまれない選手たちに、実戦の場を与えようとする育成プログラムである。

しかしそれは、19歳(あるいは16、13、11歳の子供たちの環境も含め)の選手たちに目を向ければ、効果的なプログラムとはいえないのかもしれない。それが、今回(AFC U-19選手権)の結果を招いたなどと一概にはいえないが、今一度、精査しなければならない僅々の課題であり、今後に向けた打開策を見つけ出さないといけない。

ところで、思うのですが・・・、写真でも、育成とか教育とかを真摯に考えなければ、なんて思ったりしています。大学の写真学科や専門学校などの、周辺の諸事情なんて一先ずおいといて・・・いや、おいとけない。

最近、氾濫する画像イメージと、手に負えないほど増殖し続けるJPEGに、見たり、考えたり、編集したり、それを落とし込んだりといった時間を割く猶予が、まったく与えられない気がして仕方ありません。「どうしよう、ヤバい・・・。」っていう、今日の試合経過のように、切羽詰まった焦りのようなモノを感じたりします。そして、なんだか良くない方向にズレが生じているような。正しいベクトルなんて、ないのかもしれないのだけれど・・・。

そうだ! ウチのギャラリーで、“育成” のための、中学生くらいを対称にしたワークッショップでも真剣に始めてみようかしら。とりあえず、那須くんか、阿部くんあたりに相談してみよー! あ〜〜〜、そうだ! 星さんが最適解かも!!
私、こども、苦手やし・・・。   ムタ


2014年10月15日水曜日

日本代表 0 - 4 ブラジル代表


田中舘裕介写真展「Reverberation」開催中!
~ 10月 26日 (日)まで。是非、ご覧ください。
田中舘裕介「Reverberation」


















。・・・

日本代表 0 - 4 ブラジル代表

ワールドカップとコンフェデレーションズカップのリベンジとして、期待していた第三国でのブラジル戦だったのだが、試合前のメンバー表を見て驚いた。どうやらハビエル・アギーレ監督の思惑は、もっと別なところにあったようだ。指揮官はあくまでこの試合を「アジアカップに向けた選手選考だ」とし、「アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を出すことができた」と試合後の会見で語っている。

試合は、ブラジル代表のネイマールに18、48、77分とハットトリックを決められ、81分にトドメを刺された。王国の10番は、シンガポールのまるで砂場のような劣悪なピッチをも楽しむかのように美しく舞ってみせた。この日のブラジル代表のシステムは、[4-2-3-1]だったが、前線の4人はゼロトップのような形で、ゆったりとしたテンポで流動的にポジションを移しながら絡み合っていく。そして、時折見せる鋭利なカウンターに日本はついていくことが出来なかった。

ジャマイカ戦から、経験の少ない選手を含め6人も入れ替え挑んだ日本だったが、王国の名に圧したのか、まったく戦えていない選手が何人かいたのは残念だった。後半からは、本田圭佑、武藤嘉紀、細貝萌とジャマイカ戦の先発組を次々と投入していく。これも或はビハインドという、「逆境の中で、選手を見る」と言ったアギーレ監督の目論見なのか。だが、貴重な腕試しの機会を無駄にしたとも言えなくもない。すべては、アジアカップを取って、コンフェデ出場権獲得のために伴った、大きな痛みとも捉えることは出来るのだが、それにしても腑に落ちない選手起用と采配だった。果たして指揮官の真相はいかに・・・。

監督のコメントはスポーツナビより >>


さて!

 AFC U-19選手権ミャンマー2014・グループステージ結果

10月09日(木) 1-2 対 中国
10月11日(土) 3-1 対 ベトナム
10月13日(月) 2-1 対 韓国

2戦目が終わって、中国対韓国がスコアレスドローだという結果を聞いたとき、正直もう無理かと思った。しかし、崖っぷちから這い上がりGS1位で通過! ちなみに、我がセレッソ大阪の南野拓実はGS3得点の大活躍! そして、次の準々決勝(17日)に勝てば、世界だ!
がんばれ!!!

ん〜、試合観たいよ=。
テレ朝さん、せめてBSでやってくれ〜。
録画でも、深夜でもいいからさぁ〜〜〜〜。  ムタ


2014年10月14日火曜日

「はると先生の夢色TSUTAYA日記」5


(c)ティー・オーエンタテインメント
 9月5日

 『ポチの告白』2005年(公開)

監督/高橋玄
出演/菅田俊
   野村宏伸
   井上晴美
   川本淳市
   出光元




2005年に発行されたグラフィカ1号の(フォトグラフィカじゃないよ。)Talking  about  it!というページの中でオランダの新聞の日本特派員を勤めるハンス.ヴァン.デル.ルフトという人がこの映画について序文を寄せていて、当時から興味は感じていたが実際に観たのはDVD化された確か今から2年程前でした。感想を述べる前にあらすじを説明すると(コピペですが)

所轄警察署の巡査・竹田八生(菅田俊)は実直な警察官で、市民と上司から信頼されていた。ある日、刑事課長・三枝(出光元)に認められ、刑事へと選抜昇任する。同じころ、妻・千代子(井上晴美)も娘を出産する。しかし竹田は実直な性格ゆえに、三枝の命令に盲目的に従い、後輩の山崎(野村宏伸)と共に警察犯罪に手を染めていく。ある日竹田は、三枝たちの悪事を追っていた飲食店経営者・草間(川本淳市)と新聞記者・北村(井田國彦)を抹殺するように命じられる。竹田は草間に警告を与えるが、それでは手ぬるいと感じた山崎は、暴力団を使って草間に重傷を負わせる。草間が行方をくらまし5年が経ったころ、竹田は昇進し、組織犯罪対策課長になっていた。竹田は三枝に代わって暴力団と共犯し、裏金作りに暗躍する。その竹田の所轄で、警視庁の現職刑事・兼頭が殺される。兼頭は5年前の、三枝による麻薬事件の黒幕だった。そのころ、フリージャーナリストとして戻ってきた草間は、三枝や竹田の犯罪をインターネットで報道する。しかし、警察の管理下に置かれた記者クラブによって、草間と北村の告発は阻まれる。そこで2人は外国特派員協会で記者会見を開き、三枝たちの警察犯罪は社会問題となる。すると三枝と山崎は検察や裁判所と共謀し、竹田を首謀者にでっち上げる。竹田は被告として法廷に立つ。」

このあらすじだけだと興味の無い人には(良くわからないが刑事物)というような印象しか伝わらないかも知れないが
今時珍しく(もないかな?)日本の警察や裁判所や報道機関などの腐敗ぶりを徹底的にあばいた問題作として、上映当時はそこそこに話題になっていたらしい。
映画の中判辺りまでは、低予算で制作されているのと主役の竹田八生役の菅田俊の役どころというか存在感が、いかにも
B級映画な雰囲気を醸しだしており、私などは昔、少年時代に某施設内でみさせられた覚せい剤中毒者の更生用ビデオ映画を思い出してしまいました。
裏金作りや未成年女子との淫行、暴力団との癒着などで手を汚しながらもどこか人間味を失わない竹田が身に憶えない以前の殺人事件の罪を上司の三枝から背負うように命令されるあたりから物語は急変する。いや物語は筋にそって進行するのだが役者菅田俊(竹田八生)が急変していく。表情には狂気がやどり眼の力は徐々に光を失いはじめ、どよんとした動かない目の奥に小さく映る弱々しい光がこの後に自分の身に起るどうにもならない現実を表しているかのような、竹田に気持を投影して観ていると胃の中に何か鉛のような重たい物が少しずつ溜まっていくような不快感が増幅していく。他の登場人物たちも皆現実を飲み込むように竹田を追いつめていく。結局ラストまで何も救いが無いまま物語はクライマックスの竹田の独白シーンに。重苦しい気分のままエンディングを向かえたところで何も解放されない。
劇中、事件を告発しようと記者会見を開いたチンピラ崩れのフリージャーナリスト草間が外国人記者クラブで放つ「警察は我が国で最大の暴力団組織です。」という台詞が妙に説得力を感じさせる。確かにそうなのだ。全員拳銃持ってるし圧倒的な情報量もあるしね。こんな巨大な組織が誰か個人の支配欲とかの為に使われたらそれはたまったものではないよ。
最近の御時世では警察の力が強化され、ある側面では以前のような軍国化が危惧される中、警告を意味する為にこの映画は作られたのかもしれない。
でも我々一般市民の生活の安全を守ってくれているのもおまわりさんなのです。
だいたい交番の二階の部屋でシャブ中の巡査がふるえていたり、むかしいじめられていた若い警官が、再会したヤンキーを警棒でぼっこぼこにして口に拳銃突っ込んだり、パトロール中に交通違反の女を強姦した云々、あまりにも強調し過ぎでしょ?そりゃたまにはそういうどうしょうもない事件が公になることもあるけど、いくら何でも話盛りすぎって
もんではないでしょうか?確かに警察もノンキャリアは体育会系の教育を受けている部分が多いので、上司の命令は絶対で理不尽な事でも受け入れ、割にあわない事でも背負っていく自己犠牲的な美意識もあるのはわかりますけどだからって
殺人犯にさせられて自殺することないじゃない。女房子供もいるのにさ、確かに警察組織の歯車にされて自分で考える事とか出来ないから狂って抵抗出来ずに言いなりになるしか選択出来なくなってしまうのだろうけど。
役どころが無骨な熱血警官なだけにこの映画が非常に悲しく恐ろしいものにはなっている。
でも例えば自分だったらと考えるとどうも腑に落ちない。相手が逆らえない上司であっても裏切れない仲間であっても、自分が死んだり家族を犠牲にするくらいなら公務員などやめて暴露本で一儲けたくらんだり、パチンコ屋やスーパー銭湯の利権にまぜて貰ったり、うまいこと情報を横流して暴力団のブレーンに居座ったり。柔軟に考えればまだまだ生きる希望はあったのではないかな?警察組織に歯向かうとその可能性さえ潰されてしまうものなのかもしれないけど。
あんまりにも酷すぎる話なのでかえってリアリティーに欠けているような気がしてならない。
でもそういって他人事で済ませ消費するしかこの映画で受けた衝撃を消化させることが出来ない自分がどこか歯がゆいのも事実ではある、震災後の原発の事とかについても結局考えないようにしている。そのほうが楽だし、そうでないと生きるのが厳しすぎるのだ。
どうでもいいけど三時間半近い上映時間は長過ぎる。真面目に何度も観るには寝不足になってしまいます。
ちなみに主演の菅田俊は北野武のアウトレイジビヨンドにもちょい役で出てたよ。すぐ殺されちゃうけどね。もしかして
この作品での評価で抜擢されたのでは無いだろうか?だったら何故か少し嬉しい気もします。あとハルミイノウエもかなりいいですよ。♡




2014年10月13日月曜日

田中舘裕介 写真展「Reverberation」 




どうも田中舘です。

明日から26日(日)まで半年ぶりの展示をいたします。

よろしくお願いいたします。

2014年10月11日土曜日

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表


安掛正仁写真展「蛞蝓草紙 -秩父行-」開催中! >>
10月 12日 (日) 最終日!お見逃しなく!!
















。・・・

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表

香川真司が帰ってきた。インサイドハーフの左に位置した日本代表の背番号10は、序盤こそ固さがあったのか、ぎこちのなさが見られたが、15分に放ったミドルシュートを機に躍動する。軽やかにポジションを取りながらボールを呼び込み、受ければ細やかなタッチで前線と連動していく。「あそこでしっかりと起点になれるので、周りは安心して懐に入っていける」と本田圭佑。しかし、38分に相手と接触。90分に途中交代するまでプレーは続けたが、脳震盪と見られる症状があるとして、残念ながらチームを離脱することになった。
本当に残念ながら残念・・・。

その香川とコンビを組んだのは柴崎岳。普通インサイドハーフは、香川のような攻撃的選手を起用する場合、守備的な選手を相方として選びバランスを取るのだが、アギーレ監督は格下のジャマイカを押し込めると見立ててか、同じ攻撃的な柴崎を並べた。その柴崎のプレーぶりに対し試合後の会見でアギーレ監督は「柴崎はワールドクラスだ。まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる。彼はかなり遠いところまで行きつくことができる選手だ」と絶賛。16分の得点シーンも、長い距離をスプリントした柴崎のチャレンジが相手のオウンゴールを呼び込んだ。

そして、ジャマイカ戦での出色の出来といえばアンカー細貝萌(はじめ)である。
9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦ではアンカーを森重真人が務め、細貝はインサイドハーフでプレーした。今回の選手選考の段階でアギーレ監督は同じ構想であったと思うが、CBの吉田麻也と昌子源がケガのため離脱すると、追加招集に一列前のMF田口泰士を呼んだことで、森重がCB、細貝がアンカーへとスライドした。インサイドハーフでは窮屈そうにプレーをしていた細貝だったが、所属するヘルタ・ベルリン(ドイツ)と同じポジションであるアンカーでのプレーは攻守にわたって存在感を示していた。これで、複数のポジションができる選手や、好パフォーマンスを見せた代表初出場にして初先発のCB塩谷司、長短の安定した足技を披露したGK西川周作を含め、各ポジションで良好な競争原理が働いている。

さて、肝心のゲームなのだけれども、試合前日に来日したジャマイカ代表のコンディションと戦力を差引いて見なければいけないが、大方の時間を日本代表の流れで推移させ、多くの決定機を作り相手の5本に対して20本(手元の集計で公式記録ではありません)ものシュートを打つことも出来た。しかし、毎度おなじみの決定力不足が顔を覗かせ決きれない。まあ、選手が一番わかっているとコトだと思うので、ここはアギーレ監督初勝利で良しとしましょう。そして、おそらく良いメンタルで挑めるであろうブラジル戦での、コンフェデとW杯のリベンジに期待したい。  ムタ

参考:サッカー専門新聞エルゴラッソ(株式会社スクワッド)
              ↑
   エルゴラさん、創刊10周年おめでとうございます!!

   選手、監督のコメントはスポーツナビより >>


2014年10月9日木曜日

月と天王星のランデブー


残念ながら、ブラッドムーンは見られませんでした・・・。

21時18分39秒 食率約25% 部分食で雲が懸からなかったのは、この1カットだけ・・・(涙)


















先程の皆既月食には、日の入り前からカメラを構え準備をしていたのですが、あいにくの曇り空。前半の部分食と、皆既食中は月を観測することがまったく出来ませんでした。
残念。。。

今回は、ちょっと足をのばし山梨県の上野原市まで出向いてみました。友人から星が奇麗だと聞いたのがキッカケで、理由はタイトルにもあるように、天王星が月の近くに位置しているため見つけやすいということからです。
下の画像は国立天文台のweb siteから。>>

(c)国立天文台




















惑星は、太陽の一番近くにある水星から、土星までは見たことがあるのですが、天王星は未だ見たことがなく、この機会に遠出を敢行。で、月が地球の影から出てきて再び明るさを取り戻したその瞬間、ほんの僅かな雲の隙間から、見えました! ランデブーが!!!
下の画像の矢印が天王星です!

20時33分59秒 食率約90%


















ちょっと感動。。。
上野原まで、行った甲斐がありました!  ムタ


2014年10月3日金曜日

アンダーカテゴリーとアギーレのセカンドチョイス。

安掛正仁写真展「蛞蝓草紙 -秩父行-」開催中! >>
10月 3日 (金) ~ 10月 12日 (日)



















アジア競技大会。男子U-21サッカー日本代表・決勝トーナメントの結果。

9月25日(木) 4-0 対 パレスチナ(ラウンド16)
9月28日(日) 0-1 対 韓国   (準々決勝)

アジア大会でのU-21日本代表は9月28日、U-23韓国代表(+オーバーエイジ3人)との準々決勝で、戦力的に勝る韓国に押し込まれる展開の中での88分、大島僚太(川崎)が不運にもPKを与え決められると、そのまま試合終了のホイッスルを聞き、ベスト8で韓国・仁川を去った。

リオ五輪世代の強化も念頭においた今大会を、21歳以下の選手たちで挑んだ日本代表だったが、大会規定どおり23歳以下とオーバーエイジ枠3人で構成した国との体力差はあきらかに見て取れた。しかし、もっとも深刻に思えたのがゲーム体力だ。普段、所属するチームでなかなか出場機会に恵まれない選手の、特に後半途中からのガス欠状態は顕著であり「運動量が落ちてしまった」と吐露する矢島慎也(浦和)は足をつって倒れ込んでしまっていた。

戦術に関して手倉森誠監督は、システムを[4-3-3]から始まり、[4-4-2]、[5-2-3]、[4-2-3-1]、[4-1-4-1]と複数を用いた。アギーレ監督が言う「臨機応変さと柔軟性」、ザッケローニ前監督が言っていた「カメレオンの様な」、といったところか。守備に関しては、確かにゲーム中にシステムを変えて敵のストロングポイントを消すことで、相手チームが戸惑っていたり、嫌がったりしていたのは確かだったが、攻撃ではパスが繋がらなかったり、身方の動き出しに合わなかったりと齟齬が散見された。わずか三回(だったと思う)の短い合宿を経て再び集まったばかりのチームで戦う公式の短期決戦では、オプションを二つくらいに留め、連携を深めていった方が良かったのではないかと思うのだが。ゲーム体力と戦術の浸透。五輪出場に向けて今後の強化、育成への課題となった。

育成といえば、先に行われたAFC・U-16選手権でも準々決勝で韓国と対戦(9/14)し、日本は圧倒的なボールポゼッションでゲームをコントロールしていたのだが、バルセロナ・ユース所属のイ・スンウ(←この子、凄かった!ハンパない)の個人技で2点を奪われ敗退。来年に行われるU-17W杯への出場権を逃してしまった。そして今月の9日からは、来年のU-20W杯出場をかけたAFC・U-19選手権が始まる。なんとこのカテゴリーでは過去3大会連続して世界への切符を逃している。

アンダーカテゴリーのW杯は、A代表のW杯や五輪のように4年に一度と違って、2年おきに開催される。しかし「今回が駄目でも次こそは・・・」なんて悠長なことは言っていられない。その時に出られる選手のほとんどは一回限りなのだ。世界を目指してトレーニングを積み、アジアを突破してさらに高いモチベーションを保ったまま、約一年もの間をW杯へ向け強化ができる。そして世界基準の中で貴重な経験が積めるのだ。陸続きの欧州とくらべ、大きなアジア大陸の東の端っこに位置する日本にとって、また、いちばん伸び盛りの彼らにとっては、日常的に世界を現実なものとして意識できる大切な大切な時間なのである。もうこれ以上アジアで足踏みをしていてはいけない。“(4年に一度の)W杯に出られへんかった・・・ ” なんて、シャレにもならない事態に陥る前に今一度、育成について考え直さなければいけないと思う。

さて、その若い選手たちの突き上げを「期待する」と公言しているアギーレ監督が10月1日に、ジャマイカ戦(10/10)とブラジル戦(10/14)を戦うメンバーを発表した。さすがに前回と比べ視察の時間も増えたし、私としては納得のメンツ(G大阪のFW宇佐見貴史の名前はなかったが・・・)。代表初選出の選手はいなかったが、代表未出場でいえば、DF塩谷司(広島)、DF昌子源(鹿島・しょうじげんと読みます)、FW小林悠(川崎)。で、個人的に今回の注目というか期待の選手は、左利きで左SBの太田宏介(F東京)。運動量と左足から繰り出されるクロス、FKの精度は期待してていいです! 同じポジションの長友佑都(インテル/イタリア)の壁は高いけれど彼ならやれるはず。ちょっと踵を痛めてるって聞いたけれど大丈夫なのかしら? ちなみに、彼のマネジメントは「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が担当。ちなみにちなみに、同じFC東京でプレーする日本代表のアンカー森重真人も同じ「よしもと」。コースケ、ネタの練習してるんだって!
モリゲとコンビ、組むのかなぁ〜。←ウソです・・・← ^ ^  ムタ

今回の日本代表メンバーはこちら・JFA公式HPへ >>