那須悠介写真展「緑の火」開催中です。
3月22日(日)までです。是非ご高覧ください!
那須悠介「緑の火」 |
一年ほど前のこと。オクタビオ・パスの詩集を読んでいて、詩句の断片が頭から離れなくなりました。
もしも水が火
球形の時間の中心で
目の眩んだ
炎であるならば
(「始原に向かって」オクタビオ・パス詩集(世界現代詩文庫)小海永二訳/土曜美術社出版販売)
水が燃えるというイメージが、自分の中の何かと触れたようだけど、それが何か分からないまま一年が過ぎました。
ちょうど一年前の展示(「植物の名前」2014.3.11~)のコメントで、山に籠って石を拾っていた曾祖父について書いたのですが、それから気になって鉱物についての本などを読むようになり、今回の展示のタイトルを得ました。
これはひょっとしたら、生前に会うことのなかった曾祖父から私への素敵な贈り物では、と考えるのは出来過ぎでしょうか?
那須悠介
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