2014年10月11日土曜日

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表


安掛正仁写真展「蛞蝓草紙 -秩父行-」開催中! >>
10月 12日 (日) 最終日!お見逃しなく!!
















。・・・

日本代表 1 - 0 ジャマイカ代表

香川真司が帰ってきた。インサイドハーフの左に位置した日本代表の背番号10は、序盤こそ固さがあったのか、ぎこちのなさが見られたが、15分に放ったミドルシュートを機に躍動する。軽やかにポジションを取りながらボールを呼び込み、受ければ細やかなタッチで前線と連動していく。「あそこでしっかりと起点になれるので、周りは安心して懐に入っていける」と本田圭佑。しかし、38分に相手と接触。90分に途中交代するまでプレーは続けたが、脳震盪と見られる症状があるとして、残念ながらチームを離脱することになった。
本当に残念ながら残念・・・。

その香川とコンビを組んだのは柴崎岳。普通インサイドハーフは、香川のような攻撃的選手を起用する場合、守備的な選手を相方として選びバランスを取るのだが、アギーレ監督は格下のジャマイカを押し込めると見立ててか、同じ攻撃的な柴崎を並べた。その柴崎のプレーぶりに対し試合後の会見でアギーレ監督は「柴崎はワールドクラスだ。まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる。彼はかなり遠いところまで行きつくことができる選手だ」と絶賛。16分の得点シーンも、長い距離をスプリントした柴崎のチャレンジが相手のオウンゴールを呼び込んだ。

そして、ジャマイカ戦での出色の出来といえばアンカー細貝萌(はじめ)である。
9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦ではアンカーを森重真人が務め、細貝はインサイドハーフでプレーした。今回の選手選考の段階でアギーレ監督は同じ構想であったと思うが、CBの吉田麻也と昌子源がケガのため離脱すると、追加招集に一列前のMF田口泰士を呼んだことで、森重がCB、細貝がアンカーへとスライドした。インサイドハーフでは窮屈そうにプレーをしていた細貝だったが、所属するヘルタ・ベルリン(ドイツ)と同じポジションであるアンカーでのプレーは攻守にわたって存在感を示していた。これで、複数のポジションができる選手や、好パフォーマンスを見せた代表初出場にして初先発のCB塩谷司、長短の安定した足技を披露したGK西川周作を含め、各ポジションで良好な競争原理が働いている。

さて、肝心のゲームなのだけれども、試合前日に来日したジャマイカ代表のコンディションと戦力を差引いて見なければいけないが、大方の時間を日本代表の流れで推移させ、多くの決定機を作り相手の5本に対して20本(手元の集計で公式記録ではありません)ものシュートを打つことも出来た。しかし、毎度おなじみの決定力不足が顔を覗かせ決きれない。まあ、選手が一番わかっているとコトだと思うので、ここはアギーレ監督初勝利で良しとしましょう。そして、おそらく良いメンタルで挑めるであろうブラジル戦での、コンフェデとW杯のリベンジに期待したい。  ムタ

参考:サッカー専門新聞エルゴラッソ(株式会社スクワッド)
              ↑
   エルゴラさん、創刊10周年おめでとうございます!!

   選手、監督のコメントはスポーツナビより >>


0 件のコメント:

コメントを投稿