2017年9月10日日曜日

上海撮影旅行日誌1日目。


島根径写真展「20170619-20_Shanghai」開催中です!
9月17日(日)までです。是非ご覧ください!

島根径「20170619-20_Shanghai」


2017年6/18日夜。1週間の仕事が終わったその足で羽田空港の国際線ターミナルへと向かいました。

日付の変わった6/19日午前1時過ぎに羽田を飛び立ち、午前4時半頃に上海浦東(ブドゥン)国際空港へと下り立ちました。

両替を日本でしていくのを忘れてしまい、空港で両替所を探していたのですが、結局正規の両替所があくまで二時間ばかり足止めになり、その後どうにかこうにかメトロにのり浦東を目指しました。

ここは上海。と言うと必ずでてくる丸いテレビ塔のある地区で、企業などの高層ビルがたち並び、渡航前に思い描いていた、これぞ上海というイメージの場所でした。

しかし、僕のイメージでは、金融マン、サラリーマンがわんさかいて通勤ラッシュを想像していたのですが、着いたのが朝7時過ぎ頃ということもあり、人はまばら。いるのは掃除のおばさんと寝ているホームレスのおじさん位でおもうような撮影とは行きませんでした。

そして雨が降ってくる中、はやる気持ちを抑えつつ次に向かったのは南京東路(ナンジンドンルー)という繁華街のエリアでした。やはりここも夜の看板が綺麗な事などで有名で、日本でもなじみのある地区でした。
ガイドブックとグーグルマップを駆使して完璧。とそこへ向かったはずだったのですが、、、気づくと南京東路から離れ、そこと垂直に伸びている通りを歩いていました。

方向音痴な自分はその事実に気づくまでにだいぶかかってしまったのですが…迷い込んだその路は観光客が訪れるというよりは現地の人の生活路線で、朝の買い物をしている人や、仕込みをしている店主などで賑わっていました。

後で気付いた事なのですが、この迷い込んだ路と南京東路とは100メートルも離れてない地点で、しかしその様相の違いは歴然で、表通りでは高級ブランドや日本でもみかけるファストファッション、ファストフードの店が建ち並び、いわゆる富裕層と思われる、日本の新宿、原宿あたりで撮影している時に見かける高級ブランド品を身に付けた人々で溢れているのですが、一本通りを外れると、タライで頭を洗い、ゴミ箱をあさっているお婆さんがいる。といった感じでした。

僕にとってはその日本では中々ない、雑多な感じが面白く、南京東路を中心にそこから外れる道、外れる道へと撮影の場所を移していきました。

その後雨が強く降ってくる中、豫園(ユーユエン)という庭園が有名な地区に移動をし、撮影をする事にしました。

基本的に上海という町はメトロを乗り継げばある程度の地区にはいける構造で、この豫園へは南京東路からメトロの10号線に乗ってひと駅の所にありました。

上海の地下鉄というのは、基本的には日本のメトロとなんら変わりはないのですが、いくつか驚かされたことがあり、まず始めに驚いたのがセキュリティの厳しさで、上海をはしっている地下鉄の全駅で切符を買ってから改札に入るまでにエックス線の荷物検査がありました。
10回以上それを繰り返した自分はフィルムが感光してしまうんじゃないかと気がきではありませんでしたが、実際は意外と大丈夫でした。


そして次に驚かされたのは時刻表でカウントダウン方式で直近の二つ分の電車がホームに到着するまでの時間を何分何秒かを表していて、正確にモニター上にしるされていました。

車内に入るとさらに驚きは続き、基本的にほぼ全ての人がイヤホン、ヘッドホンはつけておらず、全ての音がだだ漏れの状態で車内は成立していました。


初日はその後雨が激しさを増してきたのと疲れから、撮影を諦め、お土産を探しに田子坊(ティェンズーファン)、新天地(シンティエンディ)などガイドブックに乗っていた若者向けに開発の進んでいる地区にいき、その後ホテルを目指しました。

しかし、安い値段の弾丸ツアーのおかげで、ホテルのある駅はメトロの6号線の最終駅から2つ目と、めちゃくちゃ遠く、おまけにようやくたどり着いたホテルではツアー会社の手違いで、何故か予約が1年後になっているという意味不明の事態。散々な目にあいながら上海の初日はどうにか幕を閉じました。。

島根

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