2014年9月12日金曜日

日本代表 2→3 - 2→0 ベネズエラ代表・ベネズエラ没収試合に。


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11月21日追記
11月19日、FIFAは9月9日の日本対ベネズエラ選を没収試合とし、公式記録を2-2から3-0で日本の勝利に変更すると発表。ベネズエアの選手が直前の韓国戦で退場処分受け出場停止にもかかわらず日本戦に出たため。なお、日本側の記録には得点者、出場記録とも変更はない。


新指揮官ハビエル・アギーレ
日本代表 2-2 ベネズエラ代表

9月9日に、6万4007人の観衆を集めた横浜国際総合競技場で、ベネズエラ代表と対戦したアギーレジャパンの第2戦は、新星・武藤嘉紀と柴崎岳で2ゴールを奪うも、またしても“あり得ないミス”から失点を喫し2-2の引き分けに終わった。

試合開始のベネズエラ代表によるキックオフのボールを最初に受けた相手選手に対し、大迫勇也が猛然とプレッシャーをかけると、慌てて出した横パスを柿谷曜一郎がインタセプトし、そのままゴールへ向かって持ち上がる。いったんは相手DFに弾かれるも、そのこぼれ球を本田圭佑が拾い決定機とする。初陣とは明らかに違った前への推進力を見せた良い試合の入りでした。

攻撃では、3トップが流動的にポジションを変え、その空いたスペースへのインサイドハーフの出入りが効果的で、守備では、両SBのハードワークやインサイドハーフが高い位置で対応することにより、ウルグアイ戦のような両ウイングが最終ラインまで吸収されることがなくなった。相変わらずミスは散見されるものの、おおかた日本代表ペースで前半を終えることができました。

先制点となる武藤のドリブル
ハーフタイムのプレスルームでのメディアの反応は、いつになくポジティブなもので、武藤と岡崎慎司の交代出場で始まった後半も、勢いそのままゲームを支配していく中での51分。最終ラインからのロングフィードに岡崎が競ったこぼれ球を武藤が拾って、そのままスピードに乗った力強いドリブルから先制点を上げた。その後、同点に追いつかれるも、66分に自陣中央でリズムよく武藤→柴崎→武藤とつなぎ、左サイドに開いた岡崎へ展開。岡崎は深い位置までボールを運び、本田と武藤がゴール前まで相手ディフェンス5人を引っ張りながら並走して出来たマイナスのスペースに柴崎が入ると、岡崎からのクロスを右足一閃、勝ち越しゴールを決める。

A代表初出場も存在感を見せた柴崎岳
しかし、その5分後にまたしても“あり得ないミス”から同点ゴールを許してしまう。
日本代表のバイタルエリア中央やや右から放たれたベネズエラ代表6番のシュート(やや無回転ではあったが)をGK川島永嗣が後逸。本人も「完全にミス」と認めたが、シュートを打ったベネズエラ代表の背番号6に対し、誰もプレスに行っていなかったのは問題でしょう。

最初の失点に関しても、相手陣地内と高い位置ではあったが、水本裕貴の横パスを奪われた形から失点につながった。水本は懸命にボールを追うも、セオリーどおり吉田麻也がカバーに来ていたにも関わらず、エリア内で相手を倒してPKを献上する。失点シーンだけではない。29分、36分と“あり得ないミス”から相手に決定機を与えている。

これらのミスは、戦術の浸透度や成熟とは関係の無いところでの個人的なミスであり、それを犯したのが日本代表に選ばれた選手であるということ。このままでは誰が指揮を執ろうが戦えない。とりあえず来月のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて、この課題を各々が自身のクラブに持ち帰って真摯に取り組んでもらいたいものです。

なんだか、ちょっと怒っちゃいました・・・。  ムタ




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