2014年8月19日火曜日

集散光式引伸機

写真展「Yangon」開催中。24日(日)まで!
  















今回の展示プリントは、角形クリアコンデンサー2枚を使っている反射型タイプの集散光式引伸機で焼きました(センターNDフィルター使用)。普段は、ハロゲンランプ使用のダイクロイックヘッドタイプ(説明は面倒だから興味のある方はコピペして検索してください ^ ^)の散光式引伸機を使っているのですが、今回は “集散光”!2011年4月に開催した写真展「1994-#02.」以来だから約三年ぶりの久々〜。

ヤンゴンの街全体をつつむ混沌としたテクスチャーや雑多な空気感、光と影、臭い、肌にまとわりつく湿度、騒音と静寂、なんだかこちらに迫ってくるかのように覆い茂る緑など、身体を刺激する或る感覚には、散光式で焼いたときの艶っぽさよりも、集散光式で焼いたときのザラッとしたというか、ゴツゴツした感じの方がいいかな〜と思って選択したのですが、結果は、わりと納得しています!

こうした “触覚感” のようなモノを大切にしながら制作していると、自分の中で、デジタル出力を有効な選択肢として取り上げるまでには、まだまだ時間がかかりそう。。。

要は、不器っちょなだけなんですけどね〜。  ムタ



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